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イタリアーノ、ペラペラーノ! [works]

Posso provare questo reggiseno?
(ポッソ・プロヴァーレ・クエスト・レッジセーノ?)

さて、なんと言っているでしょう?
今やこんなまったく僕に必要のないイタリア語を知ってるくらいに著しい成長を見せているアロハさん。
その理由がこれです。w

tra-2-cover.jpg
tratt-pages.jpg

トラットリアのイタリア語』(岩田デノーラ砂和子・著/三修社・刊)が完成しました!
これは昨年から僕が関わらせてもらってるビジュアル語学本シリーズの最新刊です。
最初が『バールのイタリア語』(奥村千穂・著)で、
次が『オペラでイタリア語』(森田学・著)。
そして『お買いもののイタリア語』(岩田デノーラ砂和子・著)に続く、イタリア語・シリーズの第4弾ですね。
もう4タイトルものイタリア語学本に携わっているもんですから、
今やもうイタリア語はペラペラでもおかしくないくらいのアロハさんなんです。(あくまでも「おかしくない」というだけのことなんですがね)w

ビジュアル満載とはいえ、基本的には語学本なので、
毎回結構大変なのですが、今回は特に苦労しました。
でも幾多の苦難を乗り越えて出来上がった本はいいものになりましたよ。
中には苦難だけで全然いいものにならない本もあるのですけれども(笑)。
この本は間違いなく素敵な語学本だと思います。
岩田さんの写真もすごく活気あるイタリアの雰囲気を表してますしね。
上手なんです。写真が。w w
そんなイタリアの雰囲気を眼で味わいながら
本場の言葉を学んでいただこうという主旨でございます。w
イタリア語を勉強している方や興味のある方にはオススメですから。
是非一度手に取ってみて欲しいと思います。w

   *****

本を創るにあたって、
実はデザイナーの役割は一番重要ではありません。
一番重要なのは言うまでもなく著者であり、
どんな本にするのかをナビゲートする編集者であるわけです。
デザイナーはそんな本に顔や個性を与える、
いわば「外付け」のコーディネイターなのですね。
その仕事で一番重要なのは、
「同じような企画や内容の他書と違う個性を与えること」です。
強烈な個性だけで成り立つ出版物も中にはありますが、
これはあくまでも語学本なので、
読者にとって手に取りやすいかどうかは大切な制約です。
この部分は出版社サイドや著者と協力しながら形作る部分ですので、デザイナーが全てを掌握してコントロールする部分ではありません。
なのでやり過ぎてもダメだし、
かといっておとなしく無難に仕上げるのもダメなんですねー。
さらにそのさじ加減に正しい答があるわけでもないのです。
でも「本に個性を与える」という仕事は、
実はデザイナー本人にとって一番エキサイティングでやりがいのある要素なんですね。
その部分を担わせてもらえるかどうかは、
自分のデザイナーとしての存在意義を問われることに直結する重要な部分なんです。
僕の何かを期待して、
僕を指名して、
本の個性を創造することを委ねてくれるわけなんです。
中にはその部分だけをバッサリ排除した仕事もあるにはあるのですけども。w
でも実はこの「個性を与える」仕事は、
デザイナーの数だけ個性が生まれるんですよね。
いや、デザイナーはその引き出しを沢山持ってますから、
案件ごとにデザイナーの数×10くらいの個性は生まれてるかもしれません(笑)。

もちろんデザインのスキルも重要ですし、
気持ちが通じたやりとりも大切です。
でも特に望むのは
「顔を創り個性を与える」部分で気に入られたり信用されたりしたいと思うんです。
本当にそう思います。w w
"やり過ぎない" 個性の与え方をもっともっと勉強して
これからも頑張ろうと思います。

   *****

そういえばこのイタリア語・シリーズの第一弾だった『バールのイタリア語』が3刷を迎えました。
売れてるんですねー。w w
重版はほんとに嬉しいことです。
これも著者や編集者のおかげです。
謙遜でなくて。
「僕がデザインすればすべてベストセラー」なら
ものすごくわざとらしく謙遜しますけれどもね。w w

マハロー!

ps
冒頭のイタリア語の意味はね、
「このブラジャーを試してみていいですか?」でした!(笑)
使わねーし!w w


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トラットリアのイタリア語

トラットリアのイタリア語

  • 作者: 岩田 デノーラ 砂和子
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2010/12/17
  • メディア: 新書



お買いもののイタリア語

お買いもののイタリア語

  • 作者: 岩田 デノーラ 砂和子
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2009/12/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



バールのイタリア語

バールのイタリア語

  • 作者: 奥村 千穂
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2009/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



オペラでイタリア語

オペラでイタリア語

  • 作者: 森田 学
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2009/11/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



nice!(69)  コメント(38)  トラックバック(0) 
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コメント 38

mayu

alo-hadさん、おはようございます!

わぁ(^_-)-☆
この本持ってイタリア行ったら怖いものなしっ!?ですね!!!
買い物で憶えるとかトラットリアで憶えるって1番、効率良かったりして?
だって物欲、食欲で憶えるって人はかなり必要になると必死ですから(笑)
売れてるだなんて嬉しいですね!

by mayu (2010-12-13 05:47) 

yakko

お早うございます。
イタリアーノ、ペラペラーノ!・・・自信作ですね(^。^)
by yakko (2010-12-13 05:58) 

リン

Mario Biondさんの声って、私のイメージするサンタさんの声!!素敵です!

また、イタリア語の本も、いわゆる語学本ではなく写真と用途で調べられる、さらに、分かりやすくデザインされている、
これは面白そうな1冊(4冊か)ですね!
by リン (2010-12-13 06:37) 

ふゆん

おされな感じで仕上がっててステキです♪
文字だけの本のデザイン編集(雑誌のぞく)はあるけど
写真いっぱいのやつやったことないから
興味ありますー☆
by ふゆん (2010-12-13 07:51) 

ami

また、いい作品が出来ましたね。
憧れだけで終わりそうなイタリア・・・
ヨーロッパの街角、光景、風景、人々、そういうものは、大好きです。
その表現をデザインとして選び出していくセンスに賞賛です。
文字より、絵や写真で表現された物を好むタイプだから、是非、alo-hadさんに頑張って欲しいです。
by ami (2010-12-13 11:39) 

terrybear

本を作るってことで思い出しちゃいました~
短大の時に絵本を作るっていうのがあって
結構大変な思いをしましたよ~
あの絵本どっかにしまってあるはずだけど・・・
by terrybear (2010-12-13 14:44) 

ikuko

このブラジャーを試してみていいですか?(≧▽≦)
いつか使ってみたいような気もします^^

by ikuko (2010-12-13 15:25) 

水無月

眺めているだけでイタリアに行った気分になれそう。
素敵な本ですね。
この本、片手に何時か旅行してみたいです!
by 水無月 (2010-12-13 21:56) 

kyo*

素敵な語学本が出来上がったようですね^^
おめでとうございます*
お写真を眺めているだけでもイタリアを満喫できるような感じでワクワクしそうです^^♪
by kyo* (2010-12-14 09:43) 

kuwachan

こんにちは。
読んでいるだけでイタリアに行きたくなりそうですね^^
この本を読んで行けば大丈夫かな(笑)
by kuwachan (2010-12-14 12:24) 

alo-had

mayuさん>
こわいものなしになれるような本を作ろうとみんな頑張ってます。w w w
しかもシリーズは売れてるみたいですから。
嬉しいものです。
それには出版社の努力もありますからね。
いい本を創りたいと思います。w
by alo-had (2010-12-14 14:48) 

alo-had

yakkoさん>
苦労したのでね。
やっぱり自信作かな。
いい本になりました。w w

by alo-had (2010-12-14 14:50) 

alo-had

リンさん>
マリオさんの声はほんとうに素敵ですよねー。
彼のアルバムはうちの車でヘヴィーローテーションです。w w
勉強するモチベーションは、
その地に行って話したいというのが大きいですからね。
その地をイメージさせるビジュアルで勤勉欲に追い打ちをかけるという寸法です。w w w
ビジュアル語学本。
まだまだ続きますから!(予定ではw w)
by alo-had (2010-12-14 14:54) 

alo-had

ふゆんさん>
ビジュアルブックのデザインは大変だけど楽しいですよ。
僕ももっともっとやりたいんですけどねー。
いつかふゆんさんの写真を使ってみたいもんです。w w
by alo-had (2010-12-14 15:00) 

alo-had

amiさん>
今回は著者さんの意向も結構あって、
写真選びにとても苦労しました。w
でもいい感じの構成になったと思います。
写真選定には客観的なデザイナーの目も必要ですが、
著者の思い入れや読者を意識した編集者の目も大切なんです。
まあビジュアルブックの本づくりの根幹はその調整なんですね。w
これからもケンケンガクガクやっていこうと思います。w
by alo-had (2010-12-14 15:03) 

alo-had

terrybearさん>
ということはterrybearさんは
児童福祉とか幼稚園とか保育園の先生になるための勉強をされていたのでしょうか?
大学や短大で絵本を創るというのはあとは美大?w w
うちの奥さんも保母さんの免許を持ってますから絵本を作ったといってました。w
お話もオリジナルだったそうで。w
そりゃ大変だ。w
by alo-had (2010-12-14 15:15) 

alo-had

ikukoさん>
ぜひいつか梅田やミナミの下着屋さんとかで
「ポッソ・プロヴァーレ〜」
とか言ってみてくださいよー。w w w
by alo-had (2010-12-14 15:19) 

alo-had

水無月さん>
そういうことも狙いの一つでしてね。w w
これで旅情気分を喚起して欲しいのです。
イタリア。
行ってみたいですよねー。w w
by alo-had (2010-12-14 15:20) 

alo-had

kyo*さん>
外国の写真は絵になりますからねー。
いい雰囲気の写真はそれだけでその国への興味をそそりますから。w
そういう本が出来てよかったです。w
by alo-had (2010-12-14 15:22) 

alo-had

kuwachanさん>
きっと大丈夫です。
トラットリアやリストランテ限定なら。w w
お買いものなら別の一冊で。w
バールなら別のもう一冊も。どうぞ!w w w
by alo-had (2010-12-14 15:24) 

alo-had

yuuri37さん>
kaoruさん>
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Ran-chanさん>

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by alo-had (2010-12-14 15:25) 

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ぷーちゃん

あー、行きたいなぁ。
イタリアへ♪(^^)
by ぷーちゃん (2010-12-14 21:20) 

alo-had

ぷーちゃんさん>
行きたいねー。w w
いつか、行けるのかなぁ?w
by alo-had (2010-12-15 10:03) 

alo-had

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ドングリさん>
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by alo-had (2010-12-18 09:35) 

DEBDYLAN

イタメシ好きだけど、
言葉はサッパリ^^;

コレは手にとってみたくなる本ですねw

by DEBDYLAN (2010-12-19 21:51) 

alo-had

DEBDYLANさん>
イタリア語はなかなか難しいですよねー。
英語なら歌とか色んなカルチャーで日本に入ってきてますからなんとなく理解出来ちゃうもんなんですけどね。w

by alo-had (2010-12-20 00:12) 

alo-had

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七色音さん>

いつも訪問&nice! ありがとうございます!
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これからもよろしくです!
by alo-had (2010-12-22 17:07) 

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