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Dane Donohue [music]

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またまた音楽ネタですみませんが、秋の夜長シリーズ第二弾ということで(笑)。
『Dane Donohue』。
ディン・ドナヒューの発表した唯一のアルバムで、これもまたAORの名盤として語り継がれているアルバムです。
僕はLPを持っているのですが、この度CDを手に入れましたので紹介したいなと(笑)。
CDは通常盤や紙ジャケット・バージョンなど、これまでに何度か発売されています。
1978年の発表当時は参加したミュージシャンのクレジットの豪華さで話題になったアルバムなのですが、実はドナヒューの生み出した楽曲も素晴らしかったという優れた名盤なのですね。
テレンス・ボイランがプロデュース。
テレンスと言えば、あのスティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーと共にバンドを組んでいたことでも知られています。
スティーリー・ダンよりも先に、彼らが初めてレコーディングしたのがテレンスのファースト・アルバムだったわけですが、テレンスについてはまた紹介をしようかと思います。
ということで話を戻しますが、ドナヒューのアルバムにもそういうテレンスの経歴がちゃんと反映されています。
当時、話題をさらっていたのは、先に述べたように、その参加ミュージシャンの豪華さでした。
ギターにスティーブ・ルカサー(TOTO)、ジェイ・グレイドン(AIRPLAY)、さらにラリー・カールトンを起用し、バッキング・コーラスにイーグルスのドン・ヘンリーとティモシー・シュミット。
J・D・サウザーやトム・ケリー、さらにはスティービー・ニックス(フリートウッド・マック)やビル・チャンプリン(のちにシカゴに加入)といったビッグネームがクレジットに並んでいます。
さらにドラムにはエド・グリーン、スティーブ・ガッド(STUFF他)。
サックスにはアーニー・ワッツの名前も(クインシー・ジョーンズの『愛のコリーダ』のエンディング辺りで聴こえるテナーは彼のソロだす w w)。
そしてなんといっても、テレンスのサウンド・プロデュース・カラーのキーマンと言っても過言ではなかろう、ビクター・フェルドマンが全編に渡ってキーボードを担当しています。
フェルドマンはスティーリー・ダンには欠かせないキーボード奏者。
まあ、プロデューサーであるテレンスの人脈力とでも言えばいいのだろうけれども、なんとも豪華な面々をフィーチュアして製作されたアルバムというわけです。
どうしてこの人のファースト・アルバムにこんな人脈を駆使したのかという経緯は不明だけれど、
ドナヒュー自身はロック・ミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』のオーディションの合格&ヨーロッパ公演を経たのちに、地元シンシナティのプロモーター経由で有名プロダクションと契約。
いくつかのオーディションを経てCBSと契約し、このファースト・アルバムの製作に辿り着いたらしい。
この一枚だけで消えてしまった経緯もこれまた不明。
それでも、このアルバムで見せた彼のソング・メイクは本物だったようです。
いい曲がずっと並んでいますね。本当に。
今でもAORの隠れた名盤と称されるこのアルバム。
間違いなくお薦めの一枚となっておりますが?(笑)
秋の夜長に掛け値なしで是非!!

マハロー。


Dane Donohue - Dance With The Stranger

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デイン・ドナヒュー(紙ジャケット仕様)

デイン・ドナヒュー(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: CD


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