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変態的おっさんグルーヴ [music]

ジャズ・ファンク・シーンなどと言ってしまえば、その道に詳しくない人からは敬遠されてしまいそうな冒頭だけれども、
まあ言ってしまえば今回紹介するのは、
ブラス(ラッパ)がメインのバンドのファンキーなやつ、の紹介ということです。
その名も Boston Horns の『Givin' up Food for Funk』。

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2007年のボストン・レッドソックスの優勝へのオマージュとして発表されたらしい(笑)。
もう僕の大好きなグループなんですな。
元々、僕は90年代に Heavy Metal Horns というブラス・ファンク・バンドのファンだったのですが、そのメンバーのギャレット・サブルク(tp)とヘンリー・ダグラス・ジュニア(sax)が中心となって生まれたバンドがこの Boston Horns というわけです。
まずその前身の Heavy Metal Horns 。
名前にヘヴィ・メタルを付けたユーモアで即買いでしたが、これがなかなか素晴らしいグルーブで、一発でファンになってしまいました。
とにかくカッコいいラッパ・バンド(ラッパーではない)。
歌入り楽曲もあり、インストありで、まあ職人集団といった風情。
大旨ゴキゲンなグルーヴでゴリゴリ押してくる超絶ハイテク能天気ブラス・ファンク・バンドというわけですね。
そしてその Heavy Metal Horns 最大の魅力というか個性を清く正しく受け継いで、すべてを大幅にパワー・アップして1999年に帰って来たのが Boston Horns というわけです。
暑苦しいバンド・アンサンブルとグルーヴの応酬。
このバンドのいい所はそこなんだと思うのです。
テクニックや圧倒的なホーン・セクションによる迫力で売るのではなく、とにかく気持ちいいバンドとしての一体感と疾走感。
それこそがファンクなのだと思わされること必至です。
この格好良さはある意味変態的だ(笑)。
熱いおっさんは好きなんだ。きっとこのバンド。絶対に(笑)。
そんな暑苦しいおっさんが好きになりそうな音楽を好きになってくれそうな女性もかなり魅力的だけれども。
そしてそんな女性はきっとSのようで案外Mに違いない。(アロハ比統計) w w
まあ根拠のない推測の信憑性はおいといて(笑)、ベースボールをモチーフにしたビジュアルが「ボストンを愛してます感」いっぱいで愛らしい(笑)。
2006年発表の『Bring On The Funk』、同年に発表したライブアルバム『Boston Horns Live from Boston』と合わせてお薦めです。

マハロー。

今回の音源は『Givin' up Food for Funk』からいい音源がyoutubeになかったので、『Bring On The Funk』から『Pink Polyester』を。ゴキゲン!



ギヴィン・アップ・フード・フォー・ファンク

ギヴィン・アップ・フード・フォー・ファンク

  • アーティスト: ボストン・ホーンズ
  • 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
  • 発売日: 2008/03/05
  • メディア: CD


ブリング・オン・ザ・ファンク

ブリング・オン・ザ・ファンク

  • アーティスト: ボストン・ホーンズ
  • 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
  • 発売日: 2006/03/22
  • メディア: CD


ライヴ・フロム・ボストン

ライヴ・フロム・ボストン

  • アーティスト: ボストン・ホーンズ
  • 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
  • 発売日: 2006/09/20
  • メディア: CD



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