湘南百景 vol.006 ～海の側で暮らす、ということ P.9

茅ヶ崎に引っ越してきてすぐにダイクマで購入した自転車がご臨終を迎えました。
「コンビニくん」という商品名で、実は折り畳めたそうです。
一度も折り畳まれる事もなく、9年間も頑張りました（笑）。
空気が入らないとかブレーキが効かないなんていうのはまだいいのですが、ハンパない錆でサドルの高さ調節もままならないし、
スポークやスタンドのバネなども錆びて折れています。
都内に住む友人のカメラマンなどは無責任な変質者だから
「錆がええ感じ」などとと褒めてくれたけれども、
見た目、僕しか乗ろうとしないくらいにみすぼらしいお姿に。
遂に奥さんに三行半を突きつけられて廃車指令が！ w w

塩害というのは海辺の生活の一部です。
ありとあらゆる金属に潮風や潮雨は襲いかかります。
自転車はもちろん、バイクや車も同じ末路を辿る事になります。
ボディの塗料がはがれている箇所から錆は浸食を始めます。
知り合いの車は走ってる最中にマフラーが落ちたそうだ。
「海の側で暮らすというのはそういうことなんだよ」と彼は笑いながら言いました。
綺麗な車をピカピカに乗るにはそれ相応の手間とお金が必要なのです。
それが出来ない人は、錆と砂と共に生きてゆくことを楽しまなければなりません（笑）。
なのですごくマメなお金持ち、という人以外は、
海辺でモールトンの自転車なんかを買って乗る、
なんていう夢は捨てなければなりません。
100万円も出して買ったモールトンがサビサビ。
でも、サビサビのモールトン。
究極の贅沢だ。（笑）
まったくもって憧れないけれども w w

なので僕らは安い自転車をとっかえひっかえ（もそんなには出来ないのでギリギリまで乗って）買い替えて乗ることになるのです。
二代（台）目となる安物シリーズの新しいマイ・バイシコーがやってきました。
これで my home beach 浜須賀辺りをブイブイいわします（古！） w w w
しかし、案外乗りにくいぞ。コレ…… w w w



マハロー！


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タグ：湘南 自転車 塩害