奇跡のような子守唄 [music]
The Innocence Mission(イノセンス・ミッション)。
ペンシルバニア出身のカレン・ペリスとドン・ペリス夫婦が中心のグループです。
デビューは1989年だから、すでに20年も活動を続けるベテランですね。
「純真無垢な」という形容詞がよく使われるカレンの純粋な歌声は、どこまでも透き通りながらも、深い孤独や絶望をも表現出来てしまう希有な響きを持ちます。
メジャー・レーベルからのデビュー当時はさして注目される事もありませんでした。
今よりももっとちゃんとサウンドが考えられていたにも関わらず、です。
でもその後インディーズに移り、余分なアレンジを排除することで今の彼らのサウンドが確立されたようです。
特にその方法論は単純明快。
奇跡の歌声・カレンの歌を最大限にフィーチュアする、というものだったのですね。
The Innocence Mission - Moon River from Now The Day Is Over
彼女らが知られ始めたのが、2004年発表の『Now The Day Is Over』というこのチャリティ・アルバムからかも。
このアルバムはカレン自身が自分の子供に歌ってあげたいというコンセプトで作られたアルバムです。
「虹の彼方に」「ムーン・リバー」「ベートーベンのピアノソナタ第8番」「エーデルワイス」「この素晴らしき世界」「ショパンの前奏曲」など、ジャンルを問わず名曲と謳われるスタンダード・ナンバーを収録しています。
さらには「むすんでひらいて」までも登場(笑)。
カレンの囁くような愛に満ちた歌声が歌い上げるピュアな名曲の数々。
驚くのはやはり彼女が歌い、彼らが演奏すると、
どんな聞き慣れたスタンダード・ナンバーも
イノセンス・ミッションのオリジナル・ナンバーのようになってしまうということです。
まさにピュアでイノセントなカレンの歌声は奇跡の歌声なんですねー。
小さなお子さんのいる方は是非聴かせてあげましょう。
カレンの想いがあなたの想いとシンクロして、愛する子供達を夢の世界へ誘ってくれること必至ですから。 w w
余談ですが、このアルバムが評判を呼び、ジョニ・ミッチェルなども絶賛。
その後ジョニ・ミッチェルやナタリー・マーチャントなどのアルバムにも参加しています。
そろそろ新譜でないかな?
待ってるんですけどーーー! w w w
マハロー!
The Innocence Mission - What a Wonderful World from Now The Day Is Over
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