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湘南百景 vol.009 ~海の側で暮らす、ということ P.10 [shonan]

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地球の反対側。
遠い遠いチリで起こった大地震の余波がグランド・オーシャンを渡ってこの日本にもやってきました。
津波。
茅ヶ崎にも津波警報が発令されましたね。
僕の携帯にも藤沢市から直メールで詳しい情報が数回送られてきました。
何かに登録した覚えはないのですが、大きさ予想と警報の詳細をいただきました。
しかも茅ヶ崎市住民の僕にも直接送っていただけるというのはどういうことかは分かりませんけれども、ありがたいことです。
幸い茅ヶ崎には被害はありませんでしたが、東北の太平洋沿岸では大きな潮位で浸水などもありましたね。
まあ大きな被害がなくて本当によかったですよね。

海の側に暮らしていると、いつか必ず起こると言われてる東南海地震の際には津波の被害を想定していなくてはいけません。
起こった場所による津波の被害予想などもありますから、
そういう情報が柔らかいレベルではありますが
自然と耳や目に入ってくる土地柄です。
海の側で暮らすということは、そういうことも覚悟というか、
心の準備は必要なのですよね。

今回の津波は1mから2mという情報でした。
ちょうど津波が到達する予想時刻に、
息子は友達と公園に遊びに行きましてね。
海には絶対に近づかないように釘を刺すのを忘れてしまいました。
そのお友達の家の前でまだ遊んでたり
別のお友達を待ってたらいいなと思い、
奥さんがお友達のお母さんに電話を入れたんですが、
二人はもうそこにはいませんでした。
「言うの忘れたんだけど大丈夫かなぁ…」
するとそのお母さんは
「大丈夫大丈夫。津波が来たら高い所に逃げなーって言っといたから! w w」
なんというおおらかさ。
まあ、2mなら134号線を越えて津波が流れ込んでくるということはないことを知っているからそうなんだろうけれど。w w w

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学校でも、普段でも、簡単に海には近づかないよう教えています。
それに海の側で暮らす子供たちは津波の存在を知っているものです。
それでも僕らは、本当に大きな津波が来ることがわかった時の対処を知っているとは言えません。
でもゆるい対応を責めるのは、ちょっと違う気がします。
小さな津波時にこそ、こういう対応や助言などで会話に津波が登場することが実は大切だと感じるんですよね。
「津波が来たら高い所に逃げな」。
この公園にもし水が流れてきたらどの遊具に登るのか。
もしあの松林を越えて水が流れてきたらどのマンションに逃げ込むか。
海から続くあの道を水が流れてきたら、どの方面へ逃げたらいいのか。
そういうことのシュミレーションはこういう小さな津波の時にこそ
子供たちに考えさせることが出来る重要な機会でもあるのですね。

「津波が来たら高い所に逃げなーー!」
標語のようでいいアドバイスだと思うのです。

マハロー!

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タグ:津波
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