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占いの本のお仕事 [works]

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占いの本の装丁をしました。
完全定本 易占大全』(盧恆立 [レイモンド・ロー]著 山道 帰一 監訳 島内 大乾 訳/河出書房新社刊)という本のお仕事。
これは昨年のお仕事『完全定本 風水大全』(盧恆立 [レイモンド・ロー]著 山道 帰一 監訳 島内 大乾 訳/河出書房新社刊)の続編です。

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3675円という高価な書籍のくせに再販を重ねている好評占い解説本でした。
占いと言っても雑誌の後ろの方のページで紹介されてる連載占いページの感じとは全然違います。
これはどちらかというと、占いを職業としている人が読むような専門的な解説本で、
著者の盧恆立 [レイモンド・ロー]は、世界的にも有名な風水の第一人者だそうで、前回の『完全定本 風水大全』は本邦初翻訳の本だったそうです。

直接的に僕らのような一般ピーポーが見たくなるような占い本ならいざ知らず、こういう専門書が売れているのは驚きですが、もちろん一般ピーポーが買ってはいけない本、というわけではありません。
より深く専門的な学問としての占いの扉を開くにはかっこうの入門書でもあるのだと思われます。
占いというと、どこか眉唾的な印象で捕らえたり、最初から色眼鏡でみたりする人がいることも事実です。
でも、占いとは、本来は長い人類の歴史上で集計されてきた統計学の集大成なわけなんですね。
なのでなんらかの法則を無理矢理にハメ込んで、こういう場合はこうだ!と言い切る性格のものではないんですよね。
もちろんそういうお遊び的な占いも世の中にはあるのですけれども、風水のような長い歴史と膨大なデータ集積の賜物であるような占いは趣を異にします。
こういう場合は、今までの人類の歴史上、こうなった場合が多いので、充分に気をつけてくださいね。
そういう感じの学問でありデータ活用術なわけです。
だから占いは眉唾ではなく、確率論なので、文字通り「当るも八卦、当らぬも八卦」ということなんですね。

「易占」を「えきせん」と読めなかったデザイナーが作ったこの本のカバーですが、「占い」を信じる信じないは別として、素晴らしい装丁の本となりました(笑)。
なのでみなさん、是非、買いましょう!
(あ、間違えた! 欲しい人は買いましょう! w w)

マハロー!

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p.s.


タグ:デザイン
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