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Eddi Reader [music]

Reader Eddi Large.jpg

エディ・リーダー。
スコットランドのグラスゴー生まれの50歳。
あのフェアグランド・アトラクションのリード・ボーカルと言えば分かる人も多いかも知れませんね。
1988年にフェアグランド・アトラクションのアルバム『First of a Million Kiss』でシーンに登場して以来、常に玄人好みの素晴らしい世界を提供し続けてくれている息の長い稀代のボーカリストです。
シングル・カットされた『Parfect』は全英チャート1位を獲得して、当アルバムは翌年のブリット・アウォードにおいてベスト・オブ・イヤーに輝く快挙を勝ち取っています。
まさに彗星のごとく現れた素晴らしいグループだったんですね。


Fairground Attraction - Perfect
FairgroundAttraction002.jpg

まあでも、最高の栄誉を勝ち取りながらも、メンバー間の不協和音などにより90年に解散してしまいます。
結果的にはアルバム『First of a Million Kiss』がフェアグランド・アトラクションの最初で最後のアルバムとなってしまいました。
それでも、世の中は
エディ・リーダーという素晴らしい女性ボーカルを手に入れることが出来たというわけです。

92年にはファースト・ソロ・アルバム『Mirmama』(邦題:エディ・リーダー)をリリース。
RCA的には期待したアルバムだったのですがセールス的には成功には至らず、彼女はレコード会社をワーナー傘下のBlanco Y Negroに移籍してアメリカにてニュー・アルバムの制作に入ります。
そして94年、ちょっとややこしいですが『Eddi Reader』(邦題:天使の溜息)をリリース。
これがまた大ヒットとなり、アルバムも全英チャートの5位を記録し、シングル・カットされた『Patience of Angels』も大ヒットして、95年度のブリット・アウォードにおいてベスト・ブリティッシュ・フェイメイル賞を獲得するんですね。


Eddi Reader - Patience of Angels

以降、ロンドンに戻り96年には『Candyfloss and Medicine』を、
98年に『Angels & Electricity』を発表し、
01年には『Simple Soul』を順調にリリースしています。
03年には、スコットランドを代表する18世紀の詩人、
ロバート・バーンズの詩を歌うトラッド・アルバム
『ロバート・バーンズを想う』という意欲作をリリースして話題になりました。
元々持っていたトラディショナルな嗜好はこのアルバムから具体的に顕著になってゆき、
07年発売の『Peacetime』はオリジナルとトラッドを混ぜ込んだ、
自身のルーツの再認識を思わせるアルバムとなっています。

そして最新作は昨年リリースの『Love is The Way』。
あのフェアグランド・アトラクションを彷彿させる最高傑作と誉れの高い素晴らしいアルバムです。
90年代の頃の「ちゃんとしたヒットするポップスを作らなきゃ!」みたいな縛りが全然ない感じです。
結果、彼女の深い音楽性が豊かに表現されることに繋がっているのでしょうね。
相変わらずリラックスした中にもちゃんとした個性で僕らを遠い楽園に連れて行ってくれますからね。


Eddi Reader - Dragonflies

98年頃に実はお会いしてお話しして撮影したことがあるんです。
とっても気さくでキュートな方でした。
僕が彼女のファンだったので取材することを勝手に決めましたからね。w w
インタビューして誌面をデザインして。
楽しい思い出の一つです。
あれからもう12年なのかと記事を書いててびっくりです。w w w
まだまだ頑張っていい音楽を届けて欲しいと思います。
最後に再び『Love is The Way』より『Roses』を。
ゴキゲン! w w w

マハロー!


Eddi Reader - Roses


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