許します! [works]
ギャラが安くても、本当に僕のセンスを必要としてくれてる仕事はまったく問題ではないんです。
いや、このご時世、基本的にすべての仕事は安いギャラ設定ですけどね。(笑)
しかも上記の逆、つまりギャラが高くて僕じゃなくていい仕事なんてのはもちろんありません。w
むしろ、僕の何を必要としているのかわからないような仕事の方がべらぼうにギャラは安いくらいです。w
つまり、僕でなくてもいい安い仕事か、僕でなくちゃいけない安い仕事か。(笑)
そのどちらかしか世の中にはないのですよねー。w w
どっちがいいと思いますか?w
僕のセンスや力量を必要としてくれるかどうかは重要です。
なのでそういう仕事に身が入るのは仕方ありません。(笑)
問題は「なんで僕に?」という仕事です。
僕はフリーランスなのでそういう仕事は実は稀なんです。
でもたまにそういう仕事を不覚にも引き受けてしまったり、
あるいは引き受けた後にあれよあれよとそういう態になってしまうことがあります。
しかもそういう仕事は段取りや進行もグダグダなので長期に渡ることが多い。
しかもさっき言ったようにギャラはめちゃめちゃに安い。
精神的な疲弊や、他の仕事への時間的な圧迫を考えると、
本当はそういう仕事は進んで受け入れるべき仕事ではないんですよね。
でも引き受けたからには最後までちゃんとしないといけないわけでね。w
仏のアロハさんでさえ癌になって本当の仏さんになりそうなくらい(上手い!…とか言ってる場合ではない)、
ドロドロに渦巻くストレスにさらされて辛い日々を過ごすことになるわけです。
*****
日本には「人様に迷惑をかけるような生き方をするな!」という教えがあります。
これはなるべく自分以外の人に迷惑になるような行動や関わりを慎みましょうね、ということですよねー。
でも実際に、そういうことを言われた人はたくさんいると思うのですが、現実にはそんな生き方を誰も実践出来ていませんよね。w w
むしろこの考え方は精神的指針というか、
心がける人間としてのマナーだという教えなのでしょうね。
でもインドの教えの中には
「どうせ人に迷惑をかけて生きていかなければいけないのだから、あなたも人を許しなさい」というのがあるそうです。
これは大上段から請うような教えではないような感じです。
人生の先輩の経験や見識から発せられるアドバイスのように感じられますよね。
日本の考え方が悪いわけではありません。
自分を厳しく律して生きて行く、という日本人古来の精神はとても美しいと感じます。
でも、自分が厳しいあまりに他人の甘さが許せないという日本人は意外と多いものです。
ひどい場合は自分のことを棚に上げて、という人もたくさんいますからね。w
でも、自分も人様に迷惑をかけて生きてるのだからもっと人に寛容になりましょうね、という考え方の方が、そういう他人に対するダメ出しが少なくなるような気がしますよね。
もちろん社会ルールやモラルというコモンセンスが存在するのだし、ルール違反や常軌を逸した迷惑行為を許すのはどうかとも思います。
なので、基本的な心がけの部分で、どちらの考え方も持っていられたらいいなと思うのですよね。
まあ、要はバランスだということです。w
*****
だからね。w w
許そうと思います。
無理難題を突きつけられても、
ちっぽけながらも備えているプライドをズタズタにされても、
仕事のやり方がびっくりするくらいに非効率的でも、
そして最後まで僕を認めようとしてくれなかったとしても。w
僕だって色んな人に許されて生きているんだし。
なので許します。(笑)
もう仕事は受けないけれども。
ちゃんと許しますからね。w
マハロ。
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