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青の再現 [works]

ようやく見本が届きました!
遂に本になったんですねー。w
先日このブログでお話してた、ボクが描いたイラストのお話。
その絵を使った小説のカバー。
遂に完成なのです!
ジャーン!

P2120008.jpg

『自転車冒険記 ~12歳の助走~』(竹内真:著/河出書房新社:刊)。
「12歳の主人公・北斗は、卒業式の翌日、ロングライドの旅にでた!」
自転車ツーリングによる旅を通して少年の旅立ちと成長を描くロードノベルですね。
jitensha_boukenki_cover2.jpg

そうなんです。
もう気付いている方もおられるかもしれませんね。
あの『自転車少年記』(新潮社:刊)の竹内真さんの完全書き下ろしです。
小説は大ヒットして文庫化もされています。
当時、関ジャニ∞の安田くんと丸山くんの初主演ドラマとしてTVドラマ化もされました。
しかも、竹内真さんファンには嬉しいことに、
あの『自転車少年記』の主人公・昇平の息子が、この『自転車冒険記 ~12歳の助走~』の主人公・北斗となります。
『自転車少年記』の中で、道に迷った昇平が北斗七星を頼りに走り抜いたことから付けられた息子の名・北斗。
彼もちゃんと父のDNAを受け継いでいたということでしょうか。w w w
ここに、また新たな青春ロードノベルが誕生したのでした!w w

   *****

またまた手前味噌ですが、ほんとに素晴らしい装丁だと思います。
この青。
印刷屋さん、ありがとう!w
青というのはほんとに一番再現が難しい色です。
思った色にならないことはよくあるし、
特に装丁の場合、書籍の物流の特性上、印刷したままというのはありえません。
絵の上にコーティングのためにPPという加工を施すか、あるいはニスを塗ります。
そのままだと他の重ねた本に色移りしたり、本の表紙に傷がついてはげちゃったりしてしまうためです。
それによって、せっかく色が再現されてもまた色がくすんだり濁ったりして、思った通りの色に再現されない場合があるんですね。
「それならどの色でもそうなるじゃん」
そうお思いの方もおられるでしょうが、その中でも青色の再現は最もデリケートな部類の作業工程と言えるのですね。

jitensha.jpg

もちろんこの青も思った色とは微妙に違います。
でもそれは許容範囲であるかどうかが重要なんです。
今回は見事に印刷屋さんの調整が成功していると感じます。
誰がどう見ても、手に取りそうな「青」に仕上がってるんじゃないですか?(笑)
こちらが狙った世界観が全然損なわれていないし、
爽快感や目を引く微妙な個性も表現されていますからね。
嬉しい仕事をしていただけました。
感謝、感謝です。w w

   *****

この本。
是非みなさんに手に取ってみていただきたいし、
是非読んでいただきたいと思います。
また前作みたいに大ヒットになって欲しいと心から思う次第でございますです。はい。w
また頑張っていい仕事をしますから!w

マハロー!


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