Good-bye Mr.Mississippi [music]
柳ジョージさんが亡くなられたそうです。
享年63歳。
僕の青春時代の憧れの人のうちの一人でした。
時は1979〜1981年。
僕は音楽に夢中になり始めた高校生でした。
小学校6年生の時(1976年頃)に中村雅俊さんと南こうせつさんに憧れてフォークギターを買ってもらいました。
そこからすぐに嗜好は洋楽へ。
時は70年代の終わり。
中学生ともなれば、
みんながストーンズだビートルズだ、
いやクリームだツェッペリンだディープパープルだと騒ぎ出すお年頃。
もちろん僕もその辺を聴きましたが、どうもしっくりこないのですね。
そう。
僕は友人たちがあまり聴かなかったウエストコースト・ロックの方が肌に合っていたのですね。
イーグルスやリンダ・ロンシュタット、そしてドゥービー・ブラザースなどに夢中になるわけです。
そんな自分的音楽創成期でもある中学〜高校時代には、
すでにバンドを本格的に始めていた僕の憧れは
必然的にアメリカへ向けられることになりました。w
そこへ彗星のごとく現れたサザンやもんた&ブラザースの
アメリカンでブルージーなサウンドは
洋楽一辺倒になりかけた僕を再び邦楽へも目を向けさせてくれました。
そこではまったのが柳ジョージ&レイニーウッド。
『さらばミシシッピー』の衝撃は今も鮮明に憶えています。
「なんてカッコいい曲なんだ!」
速攻でコピーして文化祭のステージで歌いましたよ。w w
その時の教室での練習時の写真。本邦初公開! 若いでしょ?(笑)
同時にレイニーウッド版『テネシーワルツ』とサザンの『いなせなロコモーション』もコピーして。w
学園外のライブではレイニーウッド版の『Blue Christmas』を。
とにかく高校時代の僕には柳ジョージさん(&レイニーウッド)がカッコ良くてしょうがなかったんです。
その時のライブで演った『雨上がりの夜空に』の清志郎さんももういないんですね。
諸行無常の響きあり。
時は残酷です。
****
あの頃に憧れた大人に果たしてなれたか。
名声に憧れたのならそれは叶いませんでしたけどね。
でも、柳ジョージさんの立ち居振る舞いに憧れたわけでもありません。
あの憧れは純粋に彼の生み出す音楽に向けられた「カッコいい!」「渋い!」という感情でした。
当時の若かりし僕が目指したかった「カッコいい大人の渋さ」は
心を掴む創造力の先にあるものだったはず。
そういう意味では、
あの頃の僕が今の僕を見て
「カッコいい」とちょっとでも想ってくれるのなら嬉しいんだけど。(笑)
でも、例えそうはなれてなかったとしても、
ひとつだけ自信を持って言えることはあります。
高校生の僕よりも、
今の僕の方が絶対に
柳ジョージさんの歌を上手に歌えるだろうとね。 w w
Good-bye Mr.Mississippi !
ご冥福をお祈りいたします。
Mahalo!
George Yanagi & Rainywood - Good-bye Mississippi
George Yanagi & Rainywood - Tennessee Waltz
George Yanagi & Rainywood - Blue Christmas
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