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異動 [baseball]

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息子が所属する中学の野球部の監督が異動になりました。
長年この中学を率いてこられて、
この地域では、「いい監督」「信頼出来る監督」「預けておけば間違いない監督」などと一様に好評判の監督さんでした。
定年まであと2年だと聞いてましたが、あと2年を残して異動だそうです。
息子の最終学年まで面倒を見てもらえると喜んでいたのですけどね。
とっても怖い監督さんで、選手には笑顔をなかなか見せない監督さんでもありました。
みんな毎日めちゃめちゃ怒られていますし、怒られない日はないといっても過言ではありません。
息子も結構威力のあるボールを投げるにも関わらず、
腕のしなりがなっていないとしてなかなか試合に使ってもらえない状態でした。
このままでは腕の故障につながるからです。
ま、その他にも使われない理由はいろいろあるのだと思いますが、
なかなか認めてもらえない想いが募り、息子は監督のことを好きではないんじゃないかと心配もしてました。
でもそんな扱いにも関わらず、やはり息子は監督を慕っていたようです。
今回の発表も唐突で、東京への遠征のあと、監督から選手みんなへ伝えられたそうです。
息子はショックで帰りのバスも眠れなかったそうです。
帰ってきてからも放心状態で、散歩とか行ってましたから。
まあ監督とはいえども教師ですからね。
学校配属の異動はつきものでもあります。
仕方ないと言えば仕方ないんですけどね。
でも子供らにしたらえらい戸惑いですよね。
監督の言われるヒントを元に、
悪い癖を矯正し、
技術を磨いて、
ある意味監督に認めてもらうために日々頑張ってたわけですよね。
その道中でいきなりいなくなるんですから。
野球部の練習もしばらくないし、息子は今「暇な野球選手」状態なわけです。
暇過ぎるのか、早速、僕のちびっ子チームの練習に参加したいと言って来ましたよ。
連れて行っていつも頼る他のカテゴリーの監督に癖の矯正のヒントをもらって練習させました。
でも新たなヒントをつかんだようで、今日一日で別人のようなフォームになってます。
そうやってひとつずつひとつずつ、
監督さんが厳しく矯正させてきた癖がようやく治ってきたのに。
「治ったな。よし。」
と言って試合に使ってもらえるようになりたかっただろうに。
「お前はいい選手だ」
と監督に認めてもらいたかっただろうに。
でも息子は
「(異動先の)中学と対戦したい。癖が治ってるところを(監督に)見せて勝ちたい」
と言っています。
いい心がけだよ。
次の監督さんがいい監督さんならいいんだけれど。
でもその新たな目標に向かって
また頑張って欲しいと思います。w

「たまには一度も怒られない練習もいいもんだね」
ちびっ子チームの練習につき合った息子は笑顔でした。

mahalo !


Melissa Manchester - better days

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