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真剣勝負 [other]

現役時代に打たれたコースに投げて抑える。
規定の打席数では真剣勝負。
延長の勝負では徐々に、しかも微妙に球速を落としてゆき、高めの直球で勝負を挑む。
それでも、バッターが膝の痛みで徐々に踏み込んだ膝が外に逃げ始めたことに気が付いたら、
今度は膝が少々逃げてもレフトのポール際に運びやすいインコースへ最適な球速で投げる。
それを最後の最後でちゃんと膝を逃がさず踏ん張ってちゃんとレフトスタンドに運んだ清原くんもエラいけど。
でもやっぱり桑田くんは素晴らしい。
僕はやっぱりこのKKコンビが大好きなんです。

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子供にホームランを見せたい。
そんな清原くんの想いに桑田くんが応えて実現したテレビの企画。
どうせやるなら真剣勝負、ということで2ヶ月間、それぞれが特訓を積んでこの日を迎えました。
満身創痍の清原くんの昔の勘を取り戻すための特訓のドキュメントはとても痛々しいものでしたが、
ああこれが本来のアスリートの闘争心なのだと妙に納得もするわけでね。

男の真剣勝負。
昔からよく言われる表現ですね。
でもそれはただの意地の張り合いではありません。
スポーツとはそもそも「正々堂々と己の能力を駆使して、相手より上回る」ことを目指すアクティビティです。
ゲームでありながらも、そこには最初から相手より上回ることがプログラムとして内包されているわけなので、「意地とプライド」を持って臨まないことには始まらない世界なのですね。
そこに個人対決が加わるとそのベースが顕著になってゆきますよね。
それこそが対戦スポーツの醍醐味のひとつとなるわけです。
そしてその真剣勝負に我々は感動し驚嘆するのですね。

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野球というスポーツはこの真剣勝負の様相が特に色濃いスポーツです。
アウトコース高めのストレートに空振り三振をした掛布さんが、
次の打席でまったく同じコースで勝負してきた江川さんのストレートを今度はレフトスタンドにホームラン。
かつてはそういう一流のアスリートが己の技量のすべてをかけて行われる真剣勝負がそこかしこにありました。
その時代の最後の世代でもある彼らの真剣勝負は、テレビの企画といえども楽しめました。
そしてなんといっても、現役時代の真剣勝負にはない、
同じ時代を生きてきたバディに対する、高い技術に裏打ちされた「友情」を感じることが出来たのにも感動するわけでね。

子供たちも最後の最後で見れたパパのホームラン。
「パパって本当にすごいんだ!」
そういう手紙もまた僕らは感動するんだよね。w
「パパのように西武ライオンズに入る」って感動だよ。w

アスリートたちの真剣勝負。
新たな名勝負をこれからもいろんなスポーツで期待したいと思います。

Mahalo!


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