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新5年生チームでの初試合がありました。

いつも練習では出来てることが何にも出来なくて15点も取られちゃいました。
こっちのミスでランナーを溜めて完璧に打たれたという試合。
でもフォアボールもほとんどなく、外野を抜ける長打も少なかったけど、ミスで満塁を作り過ぎてその度に安打というのを繰り返されました。
ピッチャーを変えてからはちゃんと抑えて、こっちが逆に3点取ったんだけど。
まあ今年初めての試合だったから緊張したのかな。
何事も勉強。
勝ちを宿命づけられてるチームじゃないんだし。
負けを成長に繋げてゆくことが今は大切だしね。

まあ僕の監督としての初試合でもあったわけで。
コーチとして見る試合と監督として見る試合とはこんなに違うんだな、と思いました。w
こいつらをもっといい選手にしてやるにはどうしたらいいか。
コーチの時は上手く行ってない技術などを指導する方に注意を注いでました。
越権的な部分はなるべく立ち入らないようにバランスを考えながらね。
でも監督は、そのすべてを繋げて考えて、試合を見ながら次の練習のプランを同時に考えてる感じです。
そしてコーチにこの部分を頼もうとか、メニュー的にここを強化しようとか、大きなタイムプランまでもが頭の中で組み立てられてゆく感じですね。

子供たちが低学年で、野球の基礎を手取り足取り教えているうちは、子供たち目線で野球を好きになってもらうことを目指します。
「野球って楽しいな」と思ってもらうためには上手になってもらいたい。
上手になれば野球はもっともっと楽しくなるからね。
なので手取り足取り、それこそボールの握り方から投げ方、捕り方や打ち方などすべてを根気よく、あの手この手で教えるんです。
褒めて褒めて。w
でも具体的に教えてる時間が長いから、自分もやっぱり無意識に指導者としての意識も高くなるわけですよ。
「指導してる」と書くとちょっとニュアンスが違うので「教えてる」と言った方がいいかな。
だから指導者って何年生を教えても、その対象が中学生でも高校生でも、「指導者」然としてる方々が多いものです。
でもね。
子供らが高学年になってくると、僕の場合は少し変わってきます。
出来ることが多くなって、素晴らしいプレーを見せ始めてくると、僕はその子らの「ファン」になってゆくんですね。
自分でノックバットを握ってノックしてても、素晴らしいプレーが出ればシビレるわけですよ。
そうなってくると、「オレが教えてるんだ」という意識は違うものになってゆくんですね。
「こいつらと一緒にあそこまで行きたい!」
そんなふうに、同じチームの一員としての感覚が育ってゆくんです。

新5年生チームの監督として、最近毎週末シビレ始めています。(笑)
今急激に上手くなってるこいつら。
鍛えれば鍛える分、どんどんシビレるプレーが増えてゆくんです。
今は試合で上手く行かなくても、心構えや野球に対する向き合い方も含めて、今自分たちのプレーのレベルが一段上がろうとしてるのをこいつらも気がつき始めてるし、きっと楽しいはず。
それが試合で上手く表現出来るようになったら本物なわけでね。
僕は関わるチームのファンでありたいし、息子のチームの時もコーチでありながらもあのチームのファンでした。
こいつらもどんどん僕をシビレさせて欲しい。
もっともっと僕のファン心をしっかりと満足させて欲しいなと思います。
そして、そのために僕が出来ることはやってあげるからさ。

球春到来ってか!
次勝てばいいさ!

マハロ!
mahalo !


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