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Power [music]

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ジョン・ホールというアーティストがいます。
オーリアンズというバンドのフロントマンでもありました。
西のイーグルス、東のオーリアンズ、と謳われましたが、
彼らが成功を収めたのは西海岸へ移ってアサイラムへ移籍してからなんですけどね。w
1977年にオーリアンズを脱退してソロ・キャリアをスタートさせています。
今、原子力発電所の事故を受けて、彼のソロ時代の曲がまたクローズアップされていますね。

「Power」



  僕に少しだけ太陽の力をください
  絶え間ない滝の流れの力をください
  土に帰る生きとし生けるものの魂を分けてください
  僕に少しだけ休みなく吹き続ける風の力をください
  燃え上がる勇気のような木の炎をください
  でもどうか原子力の毒の力は捨て去ってはくださいませんか

  誰だって何らかの力を必要としています
  暗闇や寒い風から身を守るために
  それが売り買いされるときは
  誰かがそれを制御する方法を探すことになるのでしょう

  でも僕は知ってます
  生き物が危機に陥っていることを
  この目の前の君たちと僕らの子孫
  得るものが多ければ失うことも多いもの
  僕たちは誰だって選択をしなければならないのです

  僕に少しだけ太陽の力をください
  絶え間ない滝の流れの力をください
  土に帰る生きとし生けるものの魂をください
  僕に少しだけ休みなく吹き続ける風の力をください
  燃え上がる勇気のような木の炎をください
  でもどうか原子力の毒の力は捨て去ってはくださいませんか

  僕に少しだけ太陽の力をください
  絶え間ない滝の流れの力をください
  土に帰る生きとし生けるものの魂をください
  僕に少しだけ休みなく吹き続ける風の力をください
  燃え上がる勇気のような木の炎をください
  でもどうか原子力の毒の力は捨て去ってはくださいませんか

  どうか私たちのためにお願いします
  原子力の毒の力は捨て去ってはくださいませんか

  どうか私たちのためにお願いします
  原子力の毒の力は捨て去ってはくださいませんか


   *****

彼は、ジャクソン・ブラウンやグレアム・ナッシュ、ボニー・レイットらと「Muse」という反原発の団体を立ち上げます。
そこに1979年のスリーマイル島の原発の大事故。

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炉心溶炉が起きて原子炉が溶解するメルトダウンを起こした大事故。
溶解した燃料棒が地殻までも溶かして、
地球の反対側の中国まで達すると揶揄された(チャイナ・シンドロームとも呼ばれた)メルトダウンの恐怖と、
飛散する放射性物質汚染の恐怖に世界中が震えた大事故でしたね。
(のちに『チャイナ・シンドローム』という映画にもなりました)
それを契機に、原発反対運動の機運が高まり、
彼らMuseの活動と呼応するかのようにその運動が最高潮に達したのがこの『Power』をテーマソングに開催された「No Nukes Concert」です。

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No Nukes Power

The Doobie Brothers
Jackson Browne
Crosby, Stills and Nash
James Taylor
Bruce Springsteen and The E Street Band
Carly Simon
Graham Nash
Bonnie Raitt
Tom Petty and The Heartbreakers
Raydio
Nicolette Larson
Poco
Chaka Khan
Jesse Colin Young
Ry Cooder
John Hall
Gil Scott-Heron
Sweet Honey in the Rock

蒼々たる出演メンバーです。
この5日間に渡るコンサートのドキュメンタリーはライブ・アルバムとして発売され、ライブ・フィルムになり映画館でも上映されました。
のちにビデオやDVDとして発売されています。
このコンサートで出演者全員で合唱されたのがこの『Power』なんですね。

   *****

なんていい歌なんだろうと思います。
今でも「アロハさん。なにか一曲弾き語りしてくださいよ」とギターを渡され無茶ぶりされたらこの曲を歌うくらいに大好きな曲ですから。(笑)
ずっと YouTubeにもアップされなかったのに、
ここのところたくさんアップされ始めましたからね。
良い事です。w
今こそ、この歌の歌詞を噛み締めて、
みんなで歌いたいと思います。

マハロ!

彼らの最大のヒット曲をどうぞ!w

Orleans - Dance With Me

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Band on the Run [music]

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ポール・マッカートニー&ウイングスが1974年に発表したオリジナル・アルバムですねー。
7週連続全英1位を記録。
アメリカ・ビルボート・チャートでも4週連続1位を獲得し、年間ランキングでも4位につける大ヒット・アルバムです。
彼ら最大のヒットとなったアルバムでもあります。
昨年、この『Band on the Run』の CD+DVD 完全限定生産盤が登場しました。

   *****

Wings.jpeg

僕がビートルズと最初に出会ったのは小学6年生くらいだったと思いますが、実はよく憶えていないんですね。
その頃僕は、キャンディーズと吉田拓郎さんとかぐや姫とあのねのねに夢中でした。
たぶんその中の誰か(南こうせつさんだったか?)がビートルズとポール・マッカートニーの話をされていたんだと記憶します。
家には母の趣味でサイモン&ガーファンクルや井上陽水さんのレコードがありましたから、もしかしたらそちら経由での繋がりだったかも知れません。
家にあったビートルズのインストみたいなレコードもよく憶えています。
とにかくビートルズはすごいバンドなんだといつの間にか認識していましたね。

中学生にもなると、イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』に出会います。
ほぼリアルタイム状態で、リンダ・ロンシュタットやボストン、そしてウイングスに夢中になるわけです。w w
そんな中、中学3年生くらいの頃。
世は66年に行われたビートルズ初来日時の武道館コンサートが、たった一度の再放送と言う条件付きでTV放送されたりもして、僕らの周りは一気にビートルズ・ブームが沸き起こっていたのです。

そういう渦中でウイングスはほぼリアルタイム(実際には1977~1979くらいにすべてのアルバムを購入)状態で聴いていたバンドでもあったんですね。
その熱は1980年のウイングスの初来日の話題の頃がピークだったでしょうか。
まあ結局、ポールが羽田空港でブタ箱行きとなって、その時の来日コンサートは実現しなかったんですけどね。
そしてその年の暮れにはジョンが……。

   *****

そんな中でも一番聴いていたアルバムがこの『Band On The Run』と Live『Wings Over America』だったでしょうか。
レコードを持っているのものはあまり復刻盤を買ったりしないのですが、これは惹かれました。
なんといってもオリジナルには未収録のトラックとビデオ映像が魅力ですよね。
リミテッド・エディションに弱い僕にはたまらないアルバムでもありましたからね。w w
この限定盤には CD×3+DVD×1のスーパー・デラックス・エディションと、
上記のCD×2+DVD×1のデラックス・エディションがあります。
迷いましたが、吟味に吟味を重ねて得た結論。
スーパーについてるもう1枚のCDはインタビューなのでまあいいかと。w

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   *****

「『嵐にしやがれ!』のヴィジュアルはこれが元だよなー」
などと想いながら、最近久しぶりにウイングスを聴いてます。
遠いあの日。
音楽で生きて行こうと決心し始めた青い春。
ウイングスのアルバムには、あの頃の匂いが、
手で振り払わなければならないくらいに詰まっているんです。w w

マハロ。


Paul MacCartney and Wings - Band On The Run

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Smooth Criminal [music]

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マイケル・ジャクソンの『Smooth Criminal』を演奏するイケメンのチェリストが二人。
ここ2ヵ月間ほど、ネット上で話題になってる二人です。
そのバカテクと格好良過ぎる演奏バトル風景に目が釘付けになった方もおられるかもしれませんね。
クロアチアのチェリストで、クラシック界で活躍する二人が組んだチェロ・ユニット、Stjepan Hauser and Luka Sulic。


Stjepan Hauser and Luka Sulic - Smooth Criminal

もう、カッコいいのなんのってアータ!w
一人の女性を取合う小芝居に合わせたバトルという設定で、
演奏映像もガチンコのバトル形式で見せてくれます。
どちらもイケメンなので余計にいい感じなのですが、
とにかくバカテクをエネルギッシュに駆使し、
カーボンファイバー製のチェロを殴るように奏でるその姿は見る者を釘付けにしますから。
弓の弦が切れちゃうほどの激しい演奏バトルを展開してくれます。
あのお馴染みの『Smooth Criminal』がこんなにカッコ良くなるものなのかと耳を疑うくらいです。

長髪のイケメンがStjepan Hauserで、短髪のイケメンがLuka Sulic。
今はヨーロッパを活動の拠点に置く若手実力派らしいですね。


Stjepan Hauser and Luka Sulic - Prelude

国際コンクールでの受賞など素晴らしい経歴もあるそうで、
実際には上の『Prelude』などでも分かるように、そのテクは「泣き」の音色に活かされるべきものみたいです。
クラシック・シーンにおいても、奏でる美しい音色とそのルックスで人気を博しているお二人というわけなんですね。

もっともっとアバンギャルドな挑戦をしてもらいたいアーティストでもあります。
なんだか、これだけカッコ良く演奏出来るのなら、なんだって出来ちゃいそうですよね。
久しぶりにクラシックのCDでも買ってみようかな、と思わせてくれるお二人です。w w

マハロー!

オリジナルはこちら。


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Last Dinosaurs Returns ! w [music]

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以前このブログでも紹介したバンド。
Last Dinosaurs 。
オーストラリアのギター・ポップ・バンドですね。
彼らから素敵なお便りが。
新曲『Time & Place』がリリースされるそうです。
まず前回彼らを紹介した記事に、ファンの方か関係者の方かわかりませんがインフォメーションを届けてくださいました。
今年中にアルバムもリリースするかもしれないとのことですからこれは楽しみです。w w
そして昨日、本人から Twitter 経由で僕に直接インフォメーションがありましたよ。
嬉しいですよねー。
今回もほんとに素敵なサウンドに仕上がってますから。w

   *****

『Time & Place』。
前曲『Honolulu』で感じさせてくれた pure で youthful なサウンドは健在です。
ギター・バンドですから、当然カッティングの心地良さや、ディレイをかけたリフ・ピッキングの気持ち良さが彼らの最大の魅力です。
でも彼らが元気なだけの若いバンドと一線を画しているのはそのソング・ライティングのセンスです。
特にお気に入りなのが『Honolulu』でも見せてくれたブリッジやエンディングでの展開の素晴らしさなのですね。
今回のエンディングのシークェンスも、前曲『Honolulu』のエンディングのシークェンスも、まったく違うメロディ・メイクを見せながらも根幹は同じ手法です。
彼らのアイデアが溢れるように注ぎ込まれてる感じがいいんです。w
まあ僕の好みだということなんですけれども。(笑)
しばらくまたこのオフィスで流れ続けることになるのでしょうな。w

   *****

ブログなどをやっているとそうやって
思わぬタイミングで幸せなことが舞い込んでくることがあります。
まあ、プチ・ハッピーなんですけども。w
そういう小さなことを束ねて置いとくにも、
ブログはちょうどいいアイテムです。w w

Mahalo!


Last Dinosaurs - Time & Place

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リミテッド・エディション [music]

「リミテッド・エディション」。
そういう「限定生産」とか「限定品」という言葉は悪魔の囁きです。w
CDなどを購入するとき、「初回限定盤」と「通常盤」があるのなら、迷うことなく「初回限定盤」を購入してしまいます。
持ってるアナログレコードのCD化でも、
欲しいCDでなおかつ「限定盤」とか「記念ボックス」みたいに謳われると心がグラつきます。(笑)
ダメなんですよねー。
基本的には決して「限定品コレクター」というわけではありませんから、どんな限定品にも心が揺れるわけではありません。
でも、購入を検討している範囲内のものに選択肢があるのなら限定の方を選ぶ、ということです。
なのでグッチやヴィトンの「限定品」に踊らされてる女性たちを鼻で笑う資格なぞ僕にはかけらもありませんから。(笑)

   *****

で、そんな悪魔の囁きにコロっとやられたお買いもの。w
今更ですがリッキー・リー・ジョーンズの『The Sermon on Exposition Boulevard (Dlx) [Cd+Dvd, Limited Edition, Sacd, Import, From Us]』を購入しました。
amazonでついでもあって、このアルバムに「残1」とあったものですから購入を決意したのですねー。
買ってみてamazonを見てみたら「残1」は無くなって普通に売ってますけれども。(騙されたのか?? - 笑)

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「LIMITED EDITION」に相応しい素晴らしいジャケットです。
ジャケット的にはかなりの高得点というところですねー。w
付属のDVDはビデオクリップとレコーディング風景を収めたものですね。
さてその中身ですが。
この後に出された『Balm in Gilead』が最高のアルバムだっただけに、彼女の迷走期のアルバムとまで言われるアルバムです。
New west Records らしいといえばそうなんですけれども、
なんとあのリッキーがオルタナ風のサウンド・アプローチで制作した、賛否両論を巻き起こした2007年発表のアルバムなんですねー。
ボク自身オルタナティブなサウンドがそんなに嫌いではないせいもありますが、聴いてみて、世間が言うほど残念なアルバムではありませんでした。
確かに「これがリッキーです!」と言うには相応しくないアルバムですが、彼女のチャレンジ(気まぐれ?)ならなんでもOKだし、そこにいたのは紛れもなくリッキー本人の歌声なのですからね。w
ボク的には新鮮なリッキーの才能でもありましたね。w

   *****

「聴ければOK!」
「安ければいいんです!」
そういう価値観とは対局にある「リミテッド・エディション」の魅力。
いくらそれが商業戦略に乗せられた愚かな庶民の姿だとしても(笑)、凝ったジャケットの造りやそこにしか収められてないメディアは「限定盤」の大きな魔力です。
まだまだ欲しい「リミテッド・エディション」が山ほどあって困りますが。w
まあそれでも、「残1」に騙されようとも、コツコツ買いたいと思います。w

   *****

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『HOT BIKE Japan vol.118』(バイクブロス刊)が完成しました。
今回の巻頭特集は、昨年末に横浜で行われたカスタムバイクの祭典・HOT ROD CUSTOM SHOWに出展していた各ショップやビルダーの特集です。
バイクへの深い想いや、個性的な経歴。
そして彼らが生み出す珠玉のカスタム・バイクたちを70ページに及ぶ特集でお届けします。
ある意味、毎号「リミテッド・エディション」みたいなこの雑誌。
是非、手に取ってみてくださいませ。

マハロー!


Rickie Lee Jones - Nobody knows My Name

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Sermon on Exposition Boulevard (Dlx)

Sermon on Exposition Boulevard (Dlx)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: New West Records
  • 発売日: 2007/02/06
  • メディア: CD



HOT BIKE Japan (ホットバイク・ジャパン) 2011年 03月号 [雑誌]

HOT BIKE Japan (ホットバイク・ジャパン) 2011年 03月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: バイクブロス
  • 発売日: 2011/01/27
  • メディア: 雑誌



Same Old Lang Syne [music]

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僕はダン・フォーゲルバーグという人が好きだ。
どこまでも純粋な想いを、
ここまで文学的で内省的な作品として生み出し続けられるアーティストが、果たしてどれだけ他にいるだろうかとずっと想っていたものです。
詩の優しさや深さはもちろんなのですが、
そのソングライティングの才能も信じられないくらいに素晴らしいのですね。
彼のいくつかの代表的な名盤はもう擦り切れるほどに聴きまくっていました。
それこそA面をかけてるのにB面が聴こえちゃうんじゃないかというくらいにね。(笑)


Dan Fogelberg - Longer

彼との出会いは80年代初頭。
僕がまだ10代の頃でした。
京都の十字屋というレコード店のアルバイトだった頃ですね。
その頃のレコード屋の店員はみんなすごく商品知識があってね。
自らのレコード・コレクションもハンパない人たちが多かったのです。
僕の働くレコード屋にもそういう先輩たちがたくさんいましてね。
2000~5000枚くらいのレコード(ここでいうレコードはLPのことです)を所有してる人なんてザラでしたからね。
店長なんて1万枚を越えるコレクションだということで、
僕が仕事を頑張ったご褒美にと、
パーロフォン時代のビートルズのアルバムをくれたりしましたからね。w w
確か『BEATLES FOR SALE』と『REVOLVER』と『A HARD DAY'S NIGHT』だったと思います。
東芝EMIの日本盤とは違ってすごくジャケットの写真が綺麗だったので感動しましたね。w
もちろん今でも大切に持ってますよ。w
まあ、明らかにそういう人たちの影響で、
僕ものちのち2000枚を越えるレコードを所有することになっちゃうわけなんですけれどもね。(笑)

そんな風に、その頃の18だか19だかの小僧の僕に
24や25のお兄さんやお姉さんはとっても優しくしてくれたわけです。
なのでよく遊びににも連れていってくれたし、
よく泊めてもらったりもしてたんですね。
そしていつものように先輩の家に泊めてもらってた時に、
先輩がヘッドフォンと歌詞カードを僕に渡して
「読みながら聴いてみ」
と言ってレコードをかけてくれました。
英語の歌ですがとてもわかりやすい詩なので、
日本語の訳詩を読みながら歌を追えました。
「いい歌だなー」なんて聴いてたんですがね。
歌はサビへ。
全身に鳥肌が立ったのを今でも憶えています。
素晴らしい声と歌。
そして歌われてるまるで映画のワンシーンのような内容。
もう一発で彼の虜になってしまったんですねー。w w

その時先輩がかけてくれた曲が
ダン・フォーゲルバーグの『Same Old Lang Syne』でした。
アルバム『The Innocent Age』に収録されてる曲ですね。
昔の恋人との偶然の再会。
しばしの会話。
純粋だった頃となにも変わらない何か。
そして切ない決して戻れない
あの頃のイノセントへの鎮魂。
そして僕らはまた日常へと帰ってゆく。
若かった僕でも、その歌声とサウンドで充分に感動出来る内容だったのですが、
今聴くとさらに切なさが増す、本当の大人のラブソングです。
マイケル・ブレッカーのサックスに最後は泣かされますから(笑)。

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2枚組のこの大作は、ドン・ヘンリー、グレン・フライ、ジョニ・ミッチェル、クリス・ヒルマン、リッチー・フューレー、エミリー・ハリスなど、蒼々たるメンバーがサポートしています。
まさに彼の集大成的なアルバムと言えるでしょう。
このアルバム以外にも、彼はいくつか素晴らしいアルバムを残していますが、2007年の12月16日に他界されました。
しかもこの『Same Old Lang Syne』はクリスマス・ソングでもありますからね。
彼の命日辺りにはぴったりの曲となってしまったんですね。

今年もまたこの歌の似合う季節がやってきました。
ダンを偲んで、今年は彼のアルバムを全部聴くクリスマスにしようかな。w

マハロ!


Dan Fogelberg - Same Old Lang Syne

と、この音源を探してたらまさにぴったりのTubeが!w
お時間のある方は是非、
歌詞を見ながら聴いてみてくださいね。w w

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discography


瞳はダイアモンド [music]

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Seiko Matsuda - Hitomi wa Daimonds

最近、TVなどで80年代の音楽を聴く機会が結構ありますよね。
その度に、随分と懐かしい想いを蘇らせていただいておりますよ。(笑)
僕的には70年代ならキャンディーズ。
でも80年代なら間違いなくこの方になるでしょうか。w
歌が本当に上手なシンガーだと思います。
今でも現役の長いキャリアの歌手ですね。
さすがに聴く人それぞれに思い入れの曲も時期も違うでしょう。
でも聖子さんのあらゆる歌唱の特性が最も艶やかで完成されていた時期と言えば、この『瞳はダイアモンド』の前後頃がひとつのピークだったと思います。
伸びやかな高音。
ここ一番で飛び出す、最大音域から次の拍に展開する時の声の可憐な裏返り。
あらゆる聴衆の心を、まるで手玉に取ったかのような天性の歌唱表現が完成された時期なんだと思います。

   *****

デビュー当初は「ぶりっ子」などと揶揄されたりしましたが、
その実力と才能のみで次第に周囲を黙らせました。
不世出のアイドル。
歌謡史に二度と現れないかもしれないくらいのインパクトで80年代を駆け抜けましたね。
さすがにキャンディーズの頃のように、
アイドルとしての聖子さんを好きになることはありませんでしたが、
彼女の可愛さや歌の実力に確かにやられていました。
そして最も重要な要素として、
当時は業界でも有名な話でしたが、
とにかく聖子さんの楽曲のアレンジや演奏、
そしてレコーディングのクォリティが他のアイドルの方々と明らかに違うレベルだったんですよね。
ユーミンが呉田軽穂として作った曲の中でも、多分最高傑作のうちの一つなのではないかと感じます。
特にこの頃は、彼女を取り巻く環境自体がひとつの頂点を極めていたのかも知れませんね。
まさにあの時代を動かし作っていたのだと感じます。


Seiko Matsuda - Bon Voyage

   *****

今でもiTunesやYouTubeで彼女の歌は聴く事があります。
「間違いない」んです。w
彼女の歌は「間違いない」。(笑)
上手く言えないんだけども。
心をフラットにする必要がある時に、
彼女の歌がふと流れてくると、
まあ、まず「間違いない」んですよね。w
そういう声を持ったシンガーなんですね。

ずっと彼女に癒されて生きてゆくのかも知れません。
よかった。
聖子さんがいてくれて。(笑)

マハロ。


Seiko - Sweet memories

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discography


Last Dinosaurs [music]

Last Dinosaurs RESIZED.jpg

最近、超ゴキゲンなバンドを発見してヘビーローテーション中なんです!
Last Dinosaurs というバンドの『Honolulu』という曲。
本当に素晴らしいサウンドだと思います。
元気だし、プリミティブだし、なによりも新しいセンスを感じます。


Last Dinosaurs - Honolulu

この Last Dinosaurs 。
どうやらオーストラリアのインディーズ・バンドで、
若い日系のメンバー中心の4ピースバンドということしかわかりません。
いや、その情報も入手した限りの情報の欠片を繋いで予想したインフォメーション。
ネットで調べましたが日本語ではあまり情報が出回っていないようなのです。
Amazonには「Last Dinosaurs」というアーティストのアルバムは輸入盤で扱ってますが、
それがほんとにこの Last Dinosaurs かどうかさえも判明しません。
しかもこの『Honolulu』もどうやったら手に入るのかが分からないのですねー。
myspaceに彼らのIDがあるのでそこでしかDL出来ないのかも。w w

でも、とにかく今のお気に入り。
他の曲も聴いてみたいんだけど。

まあ、しばらくはこのYoutubeでガマンしますけれども。w w
いい感じだな。この曲。
何度も聴いちゃうな。w
いい出会い。しちゃったってことやね。w w
見守るか。w

マハロー。ホイ! w


Last Dinosaurs - As Far As You're Concerned

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Piano Woman [music]

ピアノを弾きながら歌うシンガー・ソングライターが実は結構好きなんです。
今思えば、初めて買った洋楽のシングルがエルトン・ジョンの『Your Song』でした。
その後ビートルズの『Let It Be』やジョン・レノンの『Imagine』などでピアノの弾き語りの格好良さに目覚めてゆきます。
ドゥービー・ブラザーズのマイケル・マクドナルドは僕の最大のフェイバリット・アイドルとなりました。
そして何と言ってもピアノ・マンの異名を持つビリー・ジョエル。
彼の力強くもポップで職人的なプレイはピアノ弾きの新たなポップスサウンドを生み出しましたね。
それ以降、ピアノを弾きながら歌うアーティストが現れればつい気になっちゃったりします。w
そんなこんなで今日は、
是非とも頑張ってもらいたいピアノ・ウーマンを紹介したいなと。

ヴァネッサ・カールトン(Vanessa Carlton)。

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Vanessa Carlton - A Thousand Miles

どこかビリー・ジョエルを彷彿とさせるタッチ。w
1980年生まれ。ペンシルヴァニア出身の30歳。
2002年、22歳の時にアルバム『Be Not Nobody』でデビュー。
『A Thousand Miles』が大ヒットしました。
この大成功を機に2004年には2ndアルバム『Harmonium』をリリース。
ピアノの弾き語りを大々的にフィーチュアして、
増々ソングライティングがアーティスティックになった印象です。


Vanessa Carlton - White Houses

アジア地域では大ヒットを記録しました。
でも、オープニング・チューンの『White Houses』はポップに仕上げられていますが、アルバム的にはかなり内省的でポップ感に欠ける楽曲が多かった為か、
アメリカ本国では売れ行きが思わしくなくユニヴァーサルとの契約は打ち切りへ。
2007年に『Heroes&Thieves』をMotownからリリースしますが、
残念ながら日本盤の発売はありませんでした。

Vanessa+Carlton.jpg

でもこのアルバムはとてもポジティブで、サウンド的にもピアノに溢れた素晴らしいアルバムです。
彼女の新しい出発の門出にふさわしい出来だと思いました。
オープニング・チューンの『Nolita Fairytale』のPVに見れるように、
もうあの『A Thousand Miles』のヴァネッサと呼ばれることに決別したと言えるでしょう。
(オープニングが『A Thousand Miles』と同じスタートになっています! w)


Vanessa Carlton - Nolita Fairytale

頂点に立った後の挑戦は難しいものですが、
結果的には失敗に終わったとしても何を失敗とするかということなのかも知れません。
彼女は2ndアルバムで挑戦をしましたが、セールス的には失敗に終わりました。
でも彼女は明らかに進化を遂げていましたからね。
それが移籍後の3rdアルバムに結実しているわけです。
とかくこの3rdアルバムは地味な印象もあって評価されにくいかも知れませんが、
僕的には随分とゴキゲンなアルバムの1枚となっているんですよ。

VanessaCarlton2.jpg

また、是非とも再評価されて、
4thアルバムは日本盤も発売されるようになって欲しいものです。
ピアノで遊ぶように叩き歌う。
ビリー・ジョエルのピアノ・タッチを継承する美貌の天才。
良き30代を迎えて欲しいものです。
僕は応援するぜよ!w

マハロ!

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discography


暑中お見舞い申し上げます [music]

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僕は生涯で一度だけ、ファンクラブというものに入ったことがあります。w
小学6年生か中学1年生の頃。
そして中学3年生になった1978年4月4日。
解散のその日まで約2年ほど入っていたことになりますね。


Candies - Shochu omimai moushiagemasu

Candies - Toshishita Boy

キャンディーズ。
僕がアイドルをアイドルとしてファンになった最初で最後の歌手グループです。
確か小学5〜6年生の頃に、ちょうど『年下の男の子』で大ブレーク。
僕が友達と二人だけで行った初めてのコンサートがキャンディーズでした。
6年生の時に京都会館で見ましたよ。w
彼女たちが残したすべてのシングルとすべてのLPアルバムを購入しました。
CDもとっくに廃盤になってますが、CDで発売されたほぼすべてのアルバムも持っています。
2004年にデビュー30周年を記念した完全生産限定盤というCD-BOXセット『CANDIES PREMIUM All Songs CD BOX』(¥25,200)まで購入したくらいです。w w
実は昨年にもデビュー35周年記念のかなりスーパーなCD-BOXが発売されたのですが、
2004年の『CANDIES PREMIUM』と内容が完全に被っているのと(解散しているのだし当たり前だけれど)、
LPアルバムの紙ジャケの完全再現CDというものだったので貧乏を理由にパスしましたけれどね。
だってアルバムはLPとCDでもう持ってるしね。w w
その他にも書籍や写真集など、キャンディーズ関連の物だけは未だに捨てずに残っていますから。w
それほどに大好きだったんですねー。w w


Candies - Symphony of Sorrow

まあ、でも完全なキャンディーズ・オンリーの追っかけ的なファンではありませんでした。
というのも、僕は多感な中学生。
キャンディーズと同時期にかぐや姫や吉田拓郎さんや井上陽水さんやチューリップにも夢中になるわけです。
母がサイモン&ガーファンクルのファンでもあったので、そういう影響で洋楽にも目覚め始めた時期でした。
小学6年生の時にアコースティック・ギターを買ってもらい、中学時代はもう毎日夢中で弾いていましたね。
サイモン&ガーファンクルの『The Boxer』や『Homeward Bound』のイントロをコピーして悦にいってたんですねー。
そのうちイーグルスやボストンなどに夢中になり、遂にビートルズ体験をするわけですね。w
どれもこれも夢中でLPを買いましたよ。
中古のLPも出回り始めた頃だったので、ビートルズやイーグルスなどはすぐにLPを全部集めましたね。
まあ、つまり、キャンディーズは、
僕が音楽にのめり込んで行く創成期の最初の最初に夢中になったヴォーカル・グループだったというわけです。


Candies - Ace of Hearts will not come out

彼女たちは1978年4月4日、後楽園球場で当時空前の55,000人を集めた「ファイナル・カーニバル」で解散してしまいます。
(ちなみにこの当時で、1アーティストのさよならコンサートはザ・ピーナッツ以来の2例目だそうです)
このコンサートで僕が夢中で愛した最初で最後のアイドルはいなくなってしまうんですね。
あまりのショックに僕はそれ以降、洋楽しか聴かない男になってしまいました。
(と嘘をついてみる。カッコいいのかどうかもわからない嘘を。w w w )
まあでも基本的に、それ以降は洋楽をメインに聴くようになっちゃったのは本当なんです。
例外ももちろんありますけどね。
例外中の例外で、キャンディーズの解散と入れ替わるかのように聴き続けることになっちゃった日本のバンドがありますけども。。
それは、当時の人気歌番組「ザ・ベストテン」の新人アーティストの紹介コーナー「スポット・ライト」で、1978年に彗星のごとく現れた、のちの国民的モンスター・サマー・バンドです。w w w


Candies - First storm of spring

僕が音楽に目覚め、
歌謡曲以外の音楽に夢中になり、
洋楽にはまり、
自らが楽曲をコンポーズし始めた多感な中学生という時期に最も愛したヴォーカル・グループ。
今聴いても彼女たちの音楽的な挑戦や完成度は、
のちのポピュラー音楽史には見られないくらいに独特の進化を遂げた音楽ユニットだと言えるかも知れません。
世に「キャンディーズ論」は数々あろうとは思いますが、
その存在意義やグループとしての特異性や完成度は、
ファンだったという者の自尊心を満足させるものではありますが、
本来そんなことはどうでもいいのですね。

あの可憐な、
アイドルがアイドルであった時代を生きた記憶。
切なくも輝いていたあの時代の匂いを運んでくれる健全なアイコン。
それが「キャンディーズ」なのですね。
それは、本気で偶像(アイドル)に恋をした切ない初恋のような記憶なのです。
仮に、トム・キャットのファンだったことを後悔する人がいたとしても、
キャンディーズのファンだったことを恥ずかしく思う元ファンは一人もいないと断言したいと思います。w
(あ、あくまでも「仮に」なお話ですから。元トム・キャットのファンの方、ごめんなさい。。w w)


Candies - Last Hohoemi-gaeshi (最後のTV出演。ランちゃん泣きそう。。)

p.s.
僕は、ランちゃんでした(笑)。
今回改めて見返してみてわかりました。
めちゃめちゃ可愛い。
死ぬほど可愛いと思います。
身体が震えるほど可愛いと思いまくります!(笑)
今でも心の底から好きかもしれない。w w
人類が誕生して以来200万年。
この3人以上に可愛い女性は存在したことがないと思います。w w


Candies - Hula Lesson

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