思い込み [home]
今年はお引越があったせいもあり、かなりのモノを手放しました。
それこそ僕の青春のすべてだった音楽関係の機材なども含め、使うあてもないのにどうしても手放しきれなかったものを遂に手放したんです。
まずは僕の家のアイコン的存在でもあったアナログレコード。
今の今まで、購入したり譲ってもらったりして手に入れたレコードはほとんど手放してこなかったのです。
それを新居にはどうしてもすべてを収納出来ないので厳選して200枚ほど手放すことにしました。
でも実際に選別してると、案外必要ないと思えるレコードがたくさんありましたよ。w w
まだ1200枚ほどありますが、おかげで今残ってるレコードは名盤ばかりです。w
CDも同じく厳選。
CDは思い入れのあるものがそもそも少ないので、「こんなの持ってたのか?」みたいなものが所有総数の3分の1くらいありました。汗
こちらはなんの未練もなく処分。
それでも奥さんは処分されるCDの山を見て
「普通の人の一生分」
とか言って冷やかします。w
TEACの1/2インチ8chオープンデッキやコンソール。
ディレイやエンハンサーなどの録音機材やラック式エフェクターの数々。
YAMAHAのリズムボックスやシーケンサー。
マイクスタンドや大きなスタジオが出来るくらいに大量のシールド類。
そしてDX-7やアルティメイトのキーボードスタンドなど、
新居のどこにも収納不可能な機材類はすべて処分しました。
実際に持っていてももう使い物にならない古い機材ばかりです。
それでもオークションに出品すれば高価がつきそうなものだけは残してね。(笑)
雑誌類も1980年代から残していた『Number』もすべて処分。
資料にとかいって残してたおびただしい雑誌の数々をほとんど処分いたしました。
書籍も本当に気に入ってるハードカバーの書籍を残してかなり処分。
ベスパも穴のあいたサーフボードもすべて処分しちゃったんです。
捨てる理由のないものや、どうしても捨てきれないものを残して、
20年以上も所持してきたものたちを手放すにはかなりの思い切りを必要としましたよ。
すぐにモノを捨てられる人は情に薄い傾向が間違いなくあるような気がしますがどうでしょう?笑
僕はそれがなかなか出来ないんですね。
なんて情に厚いというアピールをここでさりげなく。w w
まあとどのつまりは想いの詰まったものをなかなか捨てられないんです。
逆に言うと自分的に想いの詰まってないモノはすぐ捨てちゃいます。
卒業アルバムとか手元に残ってないしね。w (どっちが薄情なんだか 笑)
なので必然的に(自分だけには)意味のあるものがドンドン増えてしまうのです。
でもね、今回はその思い切りが良かったと思ってます。
もちろん手放したことに今でも哀しい想いが残ってるものもありますよ。
それでも、この新しい生活を始めるにあたって、古い呪縛から切り離されるのではないか、という思いもあるんです。
言葉に魂や運命が「言霊」として宿るのなら、
モノにも思念や怨念などの魂が宿っている可能性はあるわけです。
古い思い出は写真や記憶の中に。
そしてモノ自体は手元から離し弔う。
そうすることによって浄化された想いが新しい運を運んでくれるんじゃないかという錯覚。
僕はこの錯覚が大事なんじゃないかと思ったんですね。
だって人間は「思い込み」の中でしか生きられないわけでね。
新しい出発を迎えた実感を得ることは大切なことなんだと思うんですよ。
その実感は「思い込み」です。
でもそこに、新たな運をまっさらで向かえる秘訣がきっと潜んでいるはずなんですね。
僕を創って来てくれたモノたちにさよなら。
でも今、運が回ってきてる感じがありますから。
ポジティブな未来への「思い込み」は必ず実現もするはず。
これからもいい「思い込み」を続けてゆこうと思います。
マハロ!
mahalo !
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