神が創りしラジオ [music]
この夏のヘビーローテーション。
『That's Why God Made The Radio』(邦題:神が創りしラジオ)。
結成50周年を迎えたザ・ビーチボーイズの最新作です。
ほんっとに素晴らしい。
なんと言ってもザ・ビーチボーイズ名義のオリジナル・アルバムは92年の「SUMMER IN PARADISE」以来となる20年ぶり。
ブライアン・ウィルソンが加わったアルバムに至っては、89年の「STILL CRUISIN'」以来ですから23年ぶりの快挙となります。
しかも、アル・ジャーディン、ブルース・ジョンストン、マイク・ラブはもちろんですが、64年の「LITTLE DEUCE COUPE」まで在籍してた初期メンバー、デビィッド・マークスまでもが復帰。
現存するオリジナル・メンバー全員が集結しての真のオリジナル・フルアルバムとなったわけです。
なんて素晴らしいのでしょう!
と同時になぜもっと早く実現しなかったのかと悔やまれてなりません。
デニス・ウィルソンはもちろんですが、
せめてカール・ウィルソンが存命のうちに実現して欲しかったなぁと。
それにしても素晴らしい内容だと思います。
ここ最近のブライアンのソロアルバムの充実度を考えればこうなるだろうという予想はある程度はついてました。
でもそれを越えて感じるのは、
ブライアン自身が「ザ・ビーチボーイズを演じること」に積極的になったと感じることです。
60年代のビーチボーイズ・サウンドの良質な部分を惜しげもなく披露することに徹底したかのようなアルバムだと感じたんですね。
ブライアンの昔のファルセットボイスはもう望むべくもありませんが、やっぱりここにあるのはあのブライアンの歌声と独特のメロディ。
そしてブライアンがいない間、Mr.ビーチボーイズとして引っ張ってきたマイクの歌声。
全員が揃ってコーラスだけを披露した自らのトリビュート・アルバム『Stars And Stripes vol.1』以来となる完璧なザ・ビーチボーイズ・ハーモニー。
初登場5位→全米3位というものすごい成果は間違いなくブライアンの復帰によるものですが、ザ・ビーチボーイズの魅力が満載されたこのアルバムへの期待値は計り知れないものだったのだと思います。
素敵な夏の贈り物となってくれました。
今日も今日とて聴いちゃうからさ。
ブライアン在籍ビーチボーイズとしては33年振りの来日ツアーでお盆の話題をかっさらった彼らですが、彼らが元気でいてくれて嬉しいわけですよ。
こんな夏にぴったりなんだよな。w
アロハさんも頑張ろうと思います。
天国のカールもきっと涙を流して喜んでるはずですから。w
マハロ!
mahalo !
The Beach Boys - That's Why God Made the Radio
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