SSブログ

がんばれ!絵本! [works]

kashu_cover-1.jpg

あそぼっ カシュウとナッツ 1』(まつむらまさこ/作:松村太三郎/絵:そうえん社刊)という絵本をデザインしました。
ダックスのナッツのお家にやってきた真っ黒子犬のカシュウ ………
カシュウとナッツの出会いで始まる物語の第一弾というわけです。
とっても可愛い素敵なお話と絵ですので、
犬が好きな方やお子さんのいる方にはお薦めです。
是非、見かけたら手に取ってみてくださいね。w w

kashu_pages.jpg

実はこの本。
昨年の今頃に一度すべてをデザインしたのですが、
いろいろとやり直しているうちにやり直しに一年近くかかっちゃいました。w w
いや、誤解のないように言っておきますが、
やり直しは僕のせいではありませんからね。
著者と出版社との間のやり取り&調整ですから僕は理由は知りませんのよ。w
色々吟味してより良い本にしましょうということはよくあることなんです。
ほとんどの原画も描き直したみたいです。
まあそれだけ入魂の一冊ということになりましょうかね(笑)。
言えることは、「いい絵本にしたい!」という想いでいっぱいだったということです。

本になる過程の製造手順は決まっているのですが、
出版において決まった制作ペースというのはありません。
こういう絵本や子供向けの写真絵本などは、
今回のような発売延期をしてでも
もっといい本にするための時間を設ける
というようなことが結構あります。
写真を撮りためていただいてる著者の方もいます。
色んな可能性を模索しながら、
商品として成り立つラインにまで企画を押し上げ、
さらに売れてくれる可能性が生まれるラインにまで持っていかなければ本は作れませんからね。
それでもいい本なのに売れない本は沢山ある世の中ですから。
やばいよね。
昨今、書籍は業界全体が斜陽だから、
どのラインで踏ん張るかが勝負なんだなどとあちらこちらでかしましい(笑)。
でもね。
絵本や写真集なんかは元々小さなパイで必死で素晴らしい世界を提供しているジャンルです。
こういう必死なジャンルからなくなってしまうとしたら、
民族性的にも残念だと思うんですよね。
そういう民族? 心の貧しい日本人? みたいなね(笑い)。
でもしょうがないんです。
生きてゆくのが先決ですからね。w
食べてゆくのに必死なのに絵本なんか買ってる場合じゃないんだから。
貧しいのは生活なんだから。

だからお願い。
お金持ちの人は、絵本を買いましょう!w
儲かってる人は、写真集を買ってくださいな。w w
そうやって絵本や写真集を不滅のものにしてくださいな。
素晴らしい文化的財産であり、
子供や自分の心をことほぐ教科書であり、
世界に誇るべき日本の良心なんだと。
必死で踏ん張って欲しいと心から願います。

僕らもがんばるから!w w

マハロー!

にほんブログ村 デザインブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 デザインブログ DTPデザインへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ フリーランス生活へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

no review favorite music file.


占いの本のお仕事 [works]

eki-cover-02-OL.jpg

占いの本の装丁をしました。
完全定本 易占大全』(盧恆立 [レイモンド・ロー]著 山道 帰一 監訳 島内 大乾 訳/河出書房新社刊)という本のお仕事。
これは昨年のお仕事『完全定本 風水大全』(盧恆立 [レイモンド・ロー]著 山道 帰一 監訳 島内 大乾 訳/河出書房新社刊)の続編です。

fusui-cover-02-OL.jpg

3675円という高価な書籍のくせに再販を重ねている好評占い解説本でした。
占いと言っても雑誌の後ろの方のページで紹介されてる連載占いページの感じとは全然違います。
これはどちらかというと、占いを職業としている人が読むような専門的な解説本で、
著者の盧恆立 [レイモンド・ロー]は、世界的にも有名な風水の第一人者だそうで、前回の『完全定本 風水大全』は本邦初翻訳の本だったそうです。

直接的に僕らのような一般ピーポーが見たくなるような占い本ならいざ知らず、こういう専門書が売れているのは驚きですが、もちろん一般ピーポーが買ってはいけない本、というわけではありません。
より深く専門的な学問としての占いの扉を開くにはかっこうの入門書でもあるのだと思われます。
占いというと、どこか眉唾的な印象で捕らえたり、最初から色眼鏡でみたりする人がいることも事実です。
でも、占いとは、本来は長い人類の歴史上で集計されてきた統計学の集大成なわけなんですね。
なのでなんらかの法則を無理矢理にハメ込んで、こういう場合はこうだ!と言い切る性格のものではないんですよね。
もちろんそういうお遊び的な占いも世の中にはあるのですけれども、風水のような長い歴史と膨大なデータ集積の賜物であるような占いは趣を異にします。
こういう場合は、今までの人類の歴史上、こうなった場合が多いので、充分に気をつけてくださいね。
そういう感じの学問でありデータ活用術なわけです。
だから占いは眉唾ではなく、確率論なので、文字通り「当るも八卦、当らぬも八卦」ということなんですね。

「易占」を「えきせん」と読めなかったデザイナーが作ったこの本のカバーですが、「占い」を信じる信じないは別として、素晴らしい装丁の本となりました(笑)。
なのでみなさん、是非、買いましょう!
(あ、間違えた! 欲しい人は買いましょう! w w)

マハロー!

にほんブログ村 デザインブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 デザインブログ DTPデザインへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ フリーランス生活へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村


p.s.


タグ:デザイン
nice!(92)  コメント(53)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

湘南百景 vol.008 〜そして『バイ★ザ★シー』vol.22 [works]

P2050010-350.jpg

誰もいない海。
快晴で澄み切った空気がすべてを綺麗に見せる冬の午後。
いくら寒くてもここはパブリックな茅ヶ崎の浜辺。
普通ならこんなに晴れた日なら沢山のロコが行き交う場所。
だけどこの日は風が強く波も荒れ気味なので、
珍しくサーファーの姿も
犬の散歩をする人も
そしてジョギングする人もまったくいない。
こんな素敵な偶然。
この長い浜を独り占め。
人で溢れる真夏の浜も大好きですけれど、
綺麗な浜を独り占め出来ることもある冬の浜も好きです。

P2050016-350.jpg

写真を何枚か撮ってたら人が何人も現れてきました。
ほんとに偶然出会えたエアポケットのような時間でした。
僕がいい奴だから神様がそうしてくれたんですね。
ありがとう。
そう思うことにしました。w w
海が側にあるって、やっぱりいいな。

BTS22-000-cover-01-OL.jpg
BTS22-pages.jpg

そういえば、年始頃から格闘してた『バイ★ザ★シー』vol.22がようやく発売しましたよ。
まあ今回も大変でしたが(笑)、なんとかいい感じでフィニッシュしました。
今号の特集は
「オーシャニストが暮らす幸せな住処」
「ホームビルダー大図鑑」
「エリアガイド/辻堂」
「エリアガイド/磯子&金沢」。
海の側で暮らす人たちの家やインテリアが満載です。
参考になるかならないかは別ですが、
海の側の暮らしへの憧憬を深めていただくことが目的の雑誌ですから。w
もし書店で見かけたら手に取ってみてみてくださいねー。

マハロー。 w

にほんブログ村 デザインブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 デザインブログ DTPデザインへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ フリーランス生活へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村


no review favorite music file.


nice!(55)  コメント(51)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

マニアック・ディレイト [works]

HBJ112-COVER-1-OL.jpg

ハーレー・ダビッドソンの専門誌『HOT BIKE Japan』Vol.112 が発売です。
マニアックな雑誌だから、格好良く仕上げたいものですよね。
「今回はシンプルにカッコよく行ってください!」
編集長直々にGOサインが出たので
いつもに増していい感じになりました。w w w
うーん。
満足。
カッコいい!
と自画自賛(笑)。
…とはいえ、厳しい時代ですからね。
売れて欲しいのですけれども…。

HBJ112-008-009-OL.jpg

「ハーレー・ダビッドソンは不況知らず」
これまで不況下でもそんなに売上げが落ちなかったハーレー・ダビッドソンですが、さすがにその神話もこのデフレの時代には対抗出来なかったみたいです。
本土本社では売上げ減のために工場閉鎖とリストラが実施されるらしいですね。
当然日本にも影響は出ているでしょう。
ハーレー・ダビッドソン・ジャパンは広告費もカットしてくるでしょうし、ハーレー・ダビッドソンも売れなくなるとこういう雑誌そのものの存在も危なくなってゆきます。
どうか、こういうマニアックな雑誌がすべてなくなってゆく状況にはならないで欲しいものです。
特にハーレー・ダビッドソンはただのバイクではなく、生き方そのものなのだから。
それに僕の生計にも大きく影響しますからね。(笑)

そういえば一昨年にデザインさせていただいてたサーフィン雑誌『Surfing World』も、遂に35年の歴史に幕を下ろしましたね。
マニアックな楽しみがディレイトされる時代。
厳しい時代ですが、頑張って踏ん張るしかないのでございます。
頑張れ! 世のマニアッカーよ!
君たちに僕の生活がかかってるんですから(笑)。

明日恵比寿神社にお参りに行ってきますよ。
商売繁盛。
どうかよろしくお願いいたします。

マハロー!

にほんブログ村 デザインブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 デザインブログ DTPデザインへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ フリーランス生活へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村



HOT BIKE Japan ( ホットバイク・ジャパン ) 2010年 03月号 [雑誌]

HOT BIKE Japan ( ホットバイク・ジャパン ) 2010年 03月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ネコ・ブロスモーターサイクル
  • 発売日: 2010/01/27
  • メディア: 雑誌



HOT BIKE Japan (ホットバイク・ジャパン) 2010年 01月号 [雑誌]

HOT BIKE Japan (ホットバイク・ジャパン) 2010年 01月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ネコ・ブロスモーターサイクル
  • 発売日: 2009/11/27
  • メディア: 雑誌



HOT BIKE Japan (ホットバイク・ジャパン) 2009年 11月号 [雑誌]

HOT BIKE Japan (ホットバイク・ジャパン) 2009年 11月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ネコ・ブロスモーターサイクル
  • 発売日: 2009/09/26
  • メディア: 雑誌


no review favorite music file.


nice!(51)  コメント(47)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

愛は、こんなにも心細い [works]

kumoonna-cover.jpg

『蜘蛛女のキス』という舞台演劇のパンフレットをデザインさせていただきました。
1993年度トニー賞で最優秀作貧賞など計7部門を受賞したミュージカル。
1981年にスペインで上演されたのが最初で、
以降世界各地で何度も演じられてる名作ですね。
1985年の映画が大ヒットしましたから知ってる方も多い物語だと思います。
日本でも何度か上演されてるのですが、
今回のは2007年に上演された作品の再演となります。
原作は、ラテンアメリカを代表する作家マヌエル・プイグのベストセラー小説です。
ファシズムが台頭する南米の刑務所を舞台に、
若き政治犯ヴァレンティンと映画を愛するゲイのモリーナが、
自らのアイドルである憧れの映画スター“オーロラ/蜘蛛女”を通して、運命に翻弄されてゆく様を描いたカルト的作品です。
「愛は、こんなにも心細い」
そういうキャッチコピー。
震えるような魂の表現を味わっていただけたら嬉しいなと思います。

spiderwoman-pages.jpg

久しぶりに通常の書店売りの本や雑誌じゃない冊子のお仕事だったので楽しかった。
書籍や雑誌はとにかく信じていいのかどうかも怪しいルールがありましてね(笑)。
「そうじゃなければ売れないんだ!」と強く信じてる人たちのルールに、ちゃんと誠実に寄り添ってあげなくてはならないことが沢山あります。
時にそのルールはデザイナーの大きな「敵」となりますが、
デザイナーはちゃんとした大人なので「敵」を味方にする術を心得ています(笑)。
いや、むしろ「敵」を「敵」として戦うよりも、
「敵」を味方にして力にする術をもっているかどうかこそがデザイナーの真価だと言うべきかもしれませんね。
誤解のないように言っておきますが、ここで言う「敵」とは人のことではありませんからね。
デザイナー的に「自由にならない亡霊のような規則」のことですから。
…とまあ、そんなことはどうでもいいのですが(笑)、
とにかく、書籍や雑誌とは違って、
こういう演劇や映画のパンフレットは自由度が高いのですね。
比較的「敵」がいないお仕事なのです。
今回も自由にさせていただきました。
そうは言っても「読みやすいか」とか「整ってるか」など最低限の注意は払ってますよ(笑)。
ちゃんとしたお仕事ですから大丈夫。
さっきも言ったように僕らデザイナーはちゃんとした大人なので(笑)。

東京公演:2010年1月24日(日)〜2月7日(日) 東京芸実劇場 中ホール

ただいま絶賛上演中ですから、気が向いたら急げ!!! w w w

マハロー!

にほんブログ村 デザインブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 デザインブログ DTPデザインへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ フリーランス生活へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村



蜘蛛女のキス (集英社文庫)

蜘蛛女のキス (集英社文庫)

  • 作者: マヌエル プイグ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1988/10
  • メディア: 文庫



蜘蛛女のキス [VHS]

蜘蛛女のキス [VHS]

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • メディア: VHS


no review favorite music file.


nice!(32)  コメント(33)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

ミーアキャットの本 [works]

meer-cover-2-OL.jpg

『ミーアキャットの家族』(そうえん社刊)という本が発売になりました。
大自然に生きるミーアキャットの家族の行動や、愛くるしい姿を収めた本です。

meer-pagesL.jpg

これは僕がずっとデザインをさせていただいている写真えほんシリーズの最新刊。
このシリーズは今まで本書を入れて9冊刊行されているのですが、
僕はその内の7冊をデザインさせていただきました。

そうえん社は子供向けの絵本や児童文学を刊行している出版社です。
なのでこういう本は完全に子供に向けた内容でなければなりません。
デザインも普通の写真集のようなわけにはいかないんです。
「カッコいい」とか「おしゃれ」とかとは基本的に無縁の世界。
その不文律は結構明確で、蛇の道は蛇というか、結構縛りのある世界でもあるんですね。
なのでOKラインが僕が思っているよりも高い(僕的には低い?)ことが多くて、アロハ的にも最初は苦労しましたよ(笑)。
精魂込めて「カッコよくない」「おしゃれじゃない」ものを作る経験をしたことがなかったのでね。
でも、何冊もお付き合いさせていただいてるうちに、そうじゃない世界のあり方を学んでゆくんです。
「カッコいい」かどうかとか、「おしゃれ」かどうかとか、
デザインはそういう物差しで縛られる仕事ではないということなんですね。
要はターゲットである子供たちに、何をどう見せて、ちゃんと伝えることが出来るのか。
それが何にも勝る、大原則中の大原則。
そのためのデザインであって、あくまでも商品として成立させる調整役でもあるわけなんですねー。

自分のセンスや力量を誇示したい若いデザイナー的には難しい仕事かもしれません。
「オレはもっとカッコよくておしゃれなデザインが出来るんだ!」
まだまだ自分の器を作る段階のデザイナーはそんな感じです。
そんな段階では自分の個性を認めてもらいたくてしょうがないものですからね。
でも、一見、個性を消してこなすように映るかもしれませんが、実はそうではないんです。
出版社側も、実はプラスαをそのデザイナーに期待しているんです。
大原則を踏まえた上でなぜ自分に発注があるのか。
デザイナーはそこを意気に感じるべきだし、自分のデザインの意味もそこに見いだすべきなのですねー。
作家や職人ではないデザイナーという職業。
でもレイアウターで終わるかデザイナーとして何かを期待されるかは誇示では決まらないんです。
「カッコよくデザインされてるか」ではなく「いい本にデザインされてるか」。
そういう仕事が出来ているのだろうか?
改めて肝に銘じてみようと思います。

デザイナーになるずっと前から。
出版社で働き始めた頃からずっと子供向けの書籍の仕事をしたいと願っていました。
いざそういう機会を与えていただけたら、これが結構大変な世界(笑)。
それでも、大原則の不文律の中で僕に最大限の自由を与えてくれる編集者に感謝です。
「尖ってない」のですけれど、間違いなくこれも、僕の仕事ですから(笑)。
精進、精進。 w w

マハローー!

にほんブログ村 デザインブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 デザインブログ DTPデザインへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ フリーランス生活へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

アロハさんの写真えほんコーナー


nice!(41)  コメント(44)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

Quanto costa? [works]

oka-cover-002.jpg

「クアント・コスタ ?」
はて、どういう意味でしょうか?(笑)

さてさて。
『お買いもののイタリア語』(岩田デノーラ砂和子 著/三修社 刊)というビジュアル語学本が完成いたしました。
以前紹介した『バールのイタリア語』『オペラでイタリア語』に続くイタリア語シリーズの第3弾というわけです。
著者の岩田さんが素敵な写真を沢山用意してくれましたので、とてもカラフルで楽しいビジュアル・ブックにもなりました。
そして編集の尾原さんのがんばりでさらに読みやすくなって実用性もアップしましたよ(笑)。

oka-pages.jpg

語学本なんです。
語学はどうしても必要で学ぶ場合もありますが、
学校での必須や選択授業を除いた多くの場合、
それがなくても死なないんだけど学びたいんだというポジティブな勉学です。
なので語学本とは、学ぶという意欲に疑いの余地がない人が手に取る本だということですよね。
ターゲットが予め狭い範囲に限定されてる書籍ということになります。

だからといって、人として、人の子として、人の親として、
生命体として、つまりはいけとしいけるものとして、
果たして実用的なだけの書籍を買って嬉しいか、ということなんですね。w
同じ目的を果たせて、同じお金を出して購入するのなら、
勉学以外のありがたい要素が入っていた方がより嬉しいはず。
このシリーズはつまりはそういうことなんです。
かの地に憧れて、
かの地の語学を学ぼうとする機会に、
かの地への想いをさらに募らせることの出来るビジュアルが満載だとしたら。
その方が一石二鳥的、棚からぼたもち的に嬉しいはずなのですよねー。w w

まあ、いつものことなんですけれども、いい本になりました(笑)。
素敵なイタリアの日常をパラパラと観ながら、
実際にお買いものをする時の会話を観て、
その時々のまめ知識を読みながら、
イタリアでお買いものをしている自分を想像して、
「よし!(さあ!)イタリアへ行くぞ!」
とおしっこを我慢する時のようにブルブルしながら、
そういう想いをさらに強くする。
これがビジュアル語学本の正しい活用法だというわけです!(笑)
みんな、イタリアへ行こう! w
イタリアでのお買いもの。
楽しいだろうなー。
ブオンジョールノ!
ボーノ!

もし行く機会がある時は、是非この一冊を!(笑)
まだ書店には並んでないかも。
27日の発売予定です。
なので実物はまだ手元には届いてないんですけれども。w w
興味を持っていただいた方は、見かけたら是非ペラ見してくださいねー。w w
久しぶりにお仕事の話ですみませんでしたー(笑)。

「Quanto costa?」
意味は、「おいくらですか?」でしたー。w w

グラッツェ! w

にほんブログ村 デザインブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 デザインブログ DTPデザインへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ フリーランス生活へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村



お買いもののイタリア語

お買いもののイタリア語

  • 作者: 岩田 デノーラ 砂和子
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2009/12/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


バールのイタリア語

バールのイタリア語

  • 作者: 奥村 千穂
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2009/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


オペラでイタリア語

オペラでイタリア語

  • 作者: 森田 学
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2009/11/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


…………


nice!(57)  コメント(42)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

10周年最後のHBJ [works]

HBJ111-COVER-1.jpg

僕がずっと関わらせていただいている雑誌『HOTBIKE Japan vol.111』(ネコ・ブロスモーターサイクル刊)が完成しました。
『HOTBIKE Japan』(HBJ)はハーレーダビッドソンの専門誌で、日本のハーレー専門誌の草分け的な存在の雑誌なんです。
創刊から17年。
すでに111冊のHBJが登場したということになります。
僕が初めて関わったのは1999年の43号から。
フリーランスになる前に在籍していた京都の出版社が倒産した時だから、それだけでももう10年ものお付き合いとなるのですねー。
前Blog参照
そのすぐ後にアロハデザインをスタート。
実は僕がフリーランスとして独立してから、今年で10周年になるんです。
嵐と同じ10周年。
嵐と同期なんですねー(笑)。
なので彼らをずっと陰ながら応援してきましたが、
彼らはビッグに大成功を収めました。
とっても嬉しいことなんですよ(笑)。
アロハデザインといえば……未だにまるでペーペーです(泣)。
でもいいんです。
僕は10年間、フリーで家族を養えて来ましたから。
嵐よりはそこだけちょっとエラいんです。
(ゴメンなさい!嘘です!本当は、人に与える幸せの質量がハンパない嵐のほうがずっとエラいんです!- 笑)

専門誌なんで、興味ない人には全然関係のない雑誌なんですけれどもねー。
内容というよりは、僕はデザイナーなのでデザインのチラ見をね。

HBJ111-008-009-OL.jpg
HBJ111-038-039-OL.jpg
HBJ111-044-045-OL.jpg

とまあこんな感じで頑張ってますよ。
いつも表紙と巻頭といくつかの特集記事のデザインをやらせてもらっています。
僕はハーレーには乗らないんですけどね。
10年もハーレー雑誌やりながら(笑)。

HBJは隔月刊なので、10周年最後のHBJのお仕事が終わりました。
11周年から次の10年。
当面アロハデザインは20周年目指してね。
HBJ共々頑張って行こうと思うわけです。
お父さんはまだまだ頑張らねばならないのでね。w w
結構いいデザインをすると評判らしいアロハデザイン(?笑)。
お仕事があればお受けしますからー!!!!! w w w

マハロー!

にほんブログ村 デザインブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 デザインブログ DTPデザインへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ フリーランス生活へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村



HOT BIKE Japan (ホットバイク・ジャパン) 2010年 01月号 [雑誌]

HOT BIKE Japan (ホットバイク・ジャパン) 2010年 01月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ネコ・ブロスモーターサイクル
  • 発売日: 2009/11/27
  • メディア: 雑誌


HOT BIKE Japan (ホットバイク・ジャパン) 2009年 11月号 [雑誌]

HOT BIKE Japan (ホットバイク・ジャパン) 2009年 11月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ネコ・ブロスモーターサイクル
  • 発売日: 2009/09/26
  • メディア: 雑誌


HOTBIKE Japan (ホットバイクジャパン) 2009年 09月号 [雑誌]

HOTBIKE Japan (ホットバイクジャパン) 2009年 09月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ネコ・ブロスモーターサイクル
  • 発売日: 2009/07/27
  • メディア: 雑誌


no review favorite music


nice!(46)  コメント(38)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

オペラで学ぶ? [works]

opera-cover.jpg

『オペラでイタリア語』(森田学著/三修社刊)というビジュアル語学本が完成いたしました。
オペラのイタリア語で演じられる演目を例に、実際のイタリア語を解説するという語学本です。
万人が手に取る本ではありません。
高い目的意識を持った方のための本というわけです。
なのでいつもこういう語学本のデザインは難しいなと感じるのです。
今回は進行が色んな意味で緩めだったので助かりましたけれども(笑)。
本書は、イタリア語の説明はもちろんですが、
数あるオペラの聞き所を掲載して、その背景やオペラそのものの歴史などにも触れています。
有名な劇場の紹介や劇場の内部の案内なども載せ、実際にイタリア現地でオペラを鑑賞するためのガイドにもなっています。
オールカラーですから豊富な資料写真やイメージ写真と共にイタリア語を学んでいただけたら、という趣旨なのでございます。
担当の編集が違いますが、夏に出した『バールのイタリア語』(奥村千穂著/三修社刊)の同シリーズみたいな感じですね。

bar-italia.jpg

基本判型は同じで表紙などの構成も同じなのですが、内容はまったく違うデザイン・フォーマットの本です。
今回は前作のバールよりは少し大人しめに仕上げました。
まあ、要望もそれなりにそれぞれ起こるわけなんでね。 w w
それにしてもようやく完成?みたいな(笑)。
考えれば7月から始めてますからねー。
そんなに急いで始めなくてもいいのに、とも思いますが、出版社にはそれぞれ色んな出版スケジュールがありますから、こればっかりはしょーがないのですね(笑)。
まあ、でも実際に本になって届くと、まるで自分がした仕事じゃないみたいな新鮮な感動はいつもあります。
がんばったなー。オレ。(笑)
そんなふうに客観的に喜べる瞬間なんですねー。
まあ、特にこういう語学本はデザインが難しいので余計にね。 w

もし書店で見かけることがあったら、前作『バールのイタリア語』共々、ペラ見してくださいねー。
今進行中なのがお買い物で使うイタリア語の本です。
これもゴキゲンですよー。 w w
こちらもまた報告しますので、よろしくです。

グラーツィエ!

にほんブログ村 デザインブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 デザインブログ DTPデザインへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ フリーランス生活へ
にほんブログ村


オペラでイタリア語

オペラでイタリア語

  • 作者: 森田 学
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2009/10/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


バールのイタリア語

バールのイタリア語

  • 作者: 奥村 千穂
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2009/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



nice!(35)  コメント(25)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

サンダルでいいじゃないか [works]

BTS21-cover-01.jpg

海の側で暮らしたい人のためのスタイル・マガジン『バイ★ザ★シー』Vol.21(マリン企画刊)の発売です。
先週までオフィスに缶詰で格闘していました。
今回はほとんどのページをデザインしたので100ページくらいの作業。
いやいや。単行本並みのクタクタさ(笑)。

BTS21-2.jpg

第1特集は『ホビーな暮らし』。
趣味が高じて家そのものが趣味のための家となった人たちの特集です。
アトリエやガレージ、ギター展示とかとにかく個性的な家の数々を紹介しました。
第2特集は『三浦半島がおもしろい!』。
三浦半島の魅力を迫力の写真と共に紹介しています。
第3特集は『横浜ベイライフ』。
港町横浜の風景とその生活を再考します。
その他にも海の側で暮らしたい人のための情報や記事が満載の雑誌です。

山に暮らす人の家には、山に暮らすことの醍醐味やその場所を楽しむためのアイテムがありながらも、そこに生きるための装置としての機能が重要になったります。
街に住む人は、もっとシンプルな形でライフというパッケージを楽しんでいます。
趣味や趣向、嗜好を大切にした生活が楽しめるカジュアルなシステムで生きてゆけます。
そこには山での生活のような、生活を脅かすような自然の力に対抗する必要がないからです。
海の側というと、ちょうどその間くらいでしょうか。
どっちかというと街寄りかもしれません。
自然の猛威や脅威、というよりも、自然に寄り添った都市生活。
街の生活よりもカジュアルで自由な生活、という感じです。
浜でウクレレが聴こえ、フラがそこかしこで嗜まれる。
サンダルでいいじゃないか。
せっかく海の側に住んでるんだし。
そんなメンタリティが作り出すゆるい生活リズムが根幹にあるのですね。
とはいえ、一言で「海の側」といっても色んな表情があって、色んな生活があります。
そんな多種多様な海辺の情報をお送り出来ればいいなと。
海の側で暮らしたい人の参考になれれば嬉しい雑誌なんです(笑)。
隔月刊です。
これからも頑張りますです。
どこかで見かけたら手に取って見てみてくださいねー!

マハロー!

にほんブログ村 デザインブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 デザインブログ DTPデザインへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ フリーランス生活へ
にほんブログ村


サーフィンライフ増刊 2009年11月号 バイザシー(21) 2009年 11月号 [雑誌] サーフィンライフ増刊 2009年11月号 バイザシー vol.21 2009年 11月号

nice!(18)  コメント(15)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。