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イタリアーノ、ペラペラーノ! [works]

Posso provare questo reggiseno?
(ポッソ・プロヴァーレ・クエスト・レッジセーノ?)

さて、なんと言っているでしょう?
今やこんなまったく僕に必要のないイタリア語を知ってるくらいに著しい成長を見せているアロハさん。
その理由がこれです。w

tra-2-cover.jpg
tratt-pages.jpg

トラットリアのイタリア語』(岩田デノーラ砂和子・著/三修社・刊)が完成しました!
これは昨年から僕が関わらせてもらってるビジュアル語学本シリーズの最新刊です。
最初が『バールのイタリア語』(奥村千穂・著)で、
次が『オペラでイタリア語』(森田学・著)。
そして『お買いもののイタリア語』(岩田デノーラ砂和子・著)に続く、イタリア語・シリーズの第4弾ですね。
もう4タイトルものイタリア語学本に携わっているもんですから、
今やもうイタリア語はペラペラでもおかしくないくらいのアロハさんなんです。(あくまでも「おかしくない」というだけのことなんですがね)w

ビジュアル満載とはいえ、基本的には語学本なので、
毎回結構大変なのですが、今回は特に苦労しました。
でも幾多の苦難を乗り越えて出来上がった本はいいものになりましたよ。
中には苦難だけで全然いいものにならない本もあるのですけれども(笑)。
この本は間違いなく素敵な語学本だと思います。
岩田さんの写真もすごく活気あるイタリアの雰囲気を表してますしね。
上手なんです。写真が。w w
そんなイタリアの雰囲気を眼で味わいながら
本場の言葉を学んでいただこうという主旨でございます。w
イタリア語を勉強している方や興味のある方にはオススメですから。
是非一度手に取ってみて欲しいと思います。w

   *****

本を創るにあたって、
実はデザイナーの役割は一番重要ではありません。
一番重要なのは言うまでもなく著者であり、
どんな本にするのかをナビゲートする編集者であるわけです。
デザイナーはそんな本に顔や個性を与える、
いわば「外付け」のコーディネイターなのですね。
その仕事で一番重要なのは、
「同じような企画や内容の他書と違う個性を与えること」です。
強烈な個性だけで成り立つ出版物も中にはありますが、
これはあくまでも語学本なので、
読者にとって手に取りやすいかどうかは大切な制約です。
この部分は出版社サイドや著者と協力しながら形作る部分ですので、デザイナーが全てを掌握してコントロールする部分ではありません。
なのでやり過ぎてもダメだし、
かといっておとなしく無難に仕上げるのもダメなんですねー。
さらにそのさじ加減に正しい答があるわけでもないのです。
でも「本に個性を与える」という仕事は、
実はデザイナー本人にとって一番エキサイティングでやりがいのある要素なんですね。
その部分を担わせてもらえるかどうかは、
自分のデザイナーとしての存在意義を問われることに直結する重要な部分なんです。
僕の何かを期待して、
僕を指名して、
本の個性を創造することを委ねてくれるわけなんです。
中にはその部分だけをバッサリ排除した仕事もあるにはあるのですけども。w
でも実はこの「個性を与える」仕事は、
デザイナーの数だけ個性が生まれるんですよね。
いや、デザイナーはその引き出しを沢山持ってますから、
案件ごとにデザイナーの数×10くらいの個性は生まれてるかもしれません(笑)。

もちろんデザインのスキルも重要ですし、
気持ちが通じたやりとりも大切です。
でも特に望むのは
「顔を創り個性を与える」部分で気に入られたり信用されたりしたいと思うんです。
本当にそう思います。w w
"やり過ぎない" 個性の与え方をもっともっと勉強して
これからも頑張ろうと思います。

   *****

そういえばこのイタリア語・シリーズの第一弾だった『バールのイタリア語』が3刷を迎えました。
売れてるんですねー。w w
重版はほんとに嬉しいことです。
これも著者や編集者のおかげです。
謙遜でなくて。
「僕がデザインすればすべてベストセラー」なら
ものすごくわざとらしく謙遜しますけれどもね。w w

マハロー!

ps
冒頭のイタリア語の意味はね、
「このブラジャーを試してみていいですか?」でした!(笑)
使わねーし!w w


Mario Biondi and Duke Orkestra - Close to You

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トラットリアのイタリア語

トラットリアのイタリア語

  • 作者: 岩田 デノーラ 砂和子
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2010/12/17
  • メディア: 新書



お買いもののイタリア語

お買いもののイタリア語

  • 作者: 岩田 デノーラ 砂和子
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2009/12/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



バールのイタリア語

バールのイタリア語

  • 作者: 奥村 千穂
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2009/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



オペラでイタリア語

オペラでイタリア語

  • 作者: 森田 学
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2009/11/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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大きな調整 [works]

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『詩集 夢の先』(田中裕子/著 書肆侃侃房/刊)という本の装丁をしました。
僕にとって初めての詩集の装丁のお仕事でした。
とっても綺麗な本に仕上がりましたよ。
いいお仕事をさせていただけたな、と喜んでいる次第です。w

   *****

詩集というのは、他の本と少し違って、
言ってみれば「なんでもあり」の表紙なんですね。
その詩や詩人のイメージを表していればなんでもいいんです。
文字だけで構成してもいいし、
写真を使ってもいいし、
絵を使ってもいいし、
ラインやノイズで表現してもいい。
装丁のアイデアを反映させる上で最も自由なジャンルの本だということが出来ます。

でもね。
だからこそすごく難しいんです。
この「自由」というのは
とっかかりのアイデア出しの時点での「自由」に限定される、ということなんです。
どの方向で行くか、どういう構成でいくのか。
それを選んで提出するのはデザイナーの自由なんですね。

難しくなるのはここからなんです。
僕はもちろん、
デザイナーのアイデアが100%活かされる、
というような地位にいるデザイナーではありませんから(笑)、
著者や出版社の意向を反映させてあげなければなりません。
ということは第三者の「好み」の介入が必ずある、ということなんです。
僕が選んだアイデアが、
第三者の嗜好の範囲内かどうかなんて解る分けないので、
そこで必ず色んなせめぎ合いがあるわけです。
テーマや方向性がある程度限定されてる他の本よりも、
この「好み」のせめぎ合いは大きく強くなるんですねー。w
この場合のせめぎ合いはもちろん「闘い」ではありません。
別の言い方をすれば「調整」ということになります。
第三者の「こうして欲しい」「ああして欲しい」を
少しずつ形にしてあげなくてはならないんですね。
もうこの時点で他の本と同じような制作過程になってしまうわけなんですね。
しかもちょっと「大きな調整」を余儀なくされるんです。
今回も結果的には色んなパターンを創ることになりましたが、
最終的には僕が描いた抽象画を使ったパターンが採用になりました。w

いくら「大きな調整」だとしても、著者も出版社も、
僕の最初に示した方向性やアイデアを大きく逸脱するような「調整」を強要することはまずありません。
そこは出版社とデザイナーの暗黙の許容というか、
このデザイナーを選んだという責任を出版社も担ってくれているというか、
フィニッシュがスタート時と全然違う方向性になってしまったとしても、
その過程にはどこか必ずデザイナーへのリスペクトを感じます。
そこが出版社の素晴らしいところなんですね。
制作会社の仕事もたまにさせていただくこともありますが、
「デザイナーのアイデアなんて必要ないんだよ!」的な仕事もあったりしますから。
そういう時は「受けて失敗したなぁ」と落胆しながら頑張りますけどもね。w w w

   *****

著者や出版社の好みやルールにちょっとずつ近づけながら、
最終的に出来上がった本を、
著者も出版社も喜んでくれれば一番いいんですけどね。
出版社も編集者も読者も、もちろん僕も気に入っていたのに、
のちに著者だけが気に入ってなかったということが判明した本もあって
相当落胆したお仕事もありましたからね。w
だから、著者や出版社の意向は大切にしたいんですよね。
そこはアロハデザインの基本姿勢となっているんですよ。
決して
「デザイナーのアイデアが100%活かされる、というような地位にいるデザイナーではない」
ことだけが原因ではないですから。(笑)

マハロー。


Nicolette Larson - French Waltz

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大きなお口 [works]

以前紹介した絵本のレッツくんシリーズの続刊が誕生しました。w
レッツは5さい。
5さいのレッツが、4さいのころを思い出す。
それは、むかしむかしの、ちょっとむかし。w w

レッツくん2_cover_A-3-OL.jpg
『レッツのふみだい』(ひこ・田中/作 ヨシタケシンスケ/絵 そうえん社/刊)
前作『レッツとねこさん』は、
相米慎二監督の『お引越』や、
冨樫森監督の『ごめん』の原作者、ひこさんが初めて書いた幼年童話でした。
とってもいい本だったので続編を楽しみにしていたのですが、
今回のこの続編の装丁もさせていただけて嬉しかったです。w

   *****

そのそうえん社から新しいシリーズの絵本の登場です。
にんじゅつつかいになりたい佐助。
幽丹斎せんせいのでしになれるか?

佐助1_cover_A-1-OL.jpg
『しりとり佐助 1 ~にんじゅつつかいになりたい~』(梶尾真治/作 サカイノビー/絵 そうえん社/刊)
あの映画『黄泉がえり』の原作者で『サラマンダー殲滅』で日本SF大賞を受賞した梶尾真治さんの初の幼年童話です。
しりとりにんじゅつ炸裂の面白絵本となっております。w w

   *****

まったく話は変わって、かなり衝撃的なドキュメント本の装丁もさせていただきました。
先の宮崎県で発生した口蹄疫騒動の一部始終。
悲鳴と怒号!
そして決断へ!
伝えられなかった生々しい現場の声がここに!

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『畜産市長の「口蹄疫」130日間の闘い』(宮崎県西都市長 橋田和実/編著 書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)/刊)
僕は今までもいくつかのドキュメント本の装丁をさせていただきましたが、
今回のは相当緊迫した内容の本となっています。
巻末には西都市版初動対策マニュアルを収録しました。

   *****

海辺で暮らす人や
海辺に暮らしたい人に向けた
移住おすすめマガジンもやってるんです。

BTS25-000-cover-02-OL.jpg
バイザシー』vol.25 (ワイズアンドアソシエイツ/制作 マリン企画/刊)
今回の特集は「welcome to 湘南」「タウンガイド/鎌倉~大船」「千葉・房総の魅力」となっています。
季刊発行で頑張ってますので、応援してくださいねー。w

   *****

色んな仕事をさせていただいています。
多くはスパンの長い仕事で、
いくつかの仕事が同時進行で進んでゆきます。
今も次に出す本のお仕事をいろいろ頑張っています。

それでも一気に仕事が無くなる時期もあるんです。
こんな時代ですから無職/無収入の危機はいつだって大きなお口を開けて僕を待っています。
怖いヨーーー!w
でもなんとか気に入っていただけるような仕事を続けるしかないんですけども。
こんなに色々対応出来るデザイナーなんですよー!w w
…と宣伝もしてみたりもするんだけれども。(笑)
もっと気楽に声をかけていただければいいんですけどね。w
基本、現実的にリーズナブルなデザイナーなんですから。(笑)

コツコツやってます。
書店に並ばないお仕事もコツコツやってます。
誰か一緒にやりたいという方がいればいいんですけどね。
誰かと組んで、何かが生まれて。
世の中の誰かがそれを喜んでくれる(かも知れない)。
そんなプロジェクトや化学反応や
新しい出会いをいつも待ってるんですけども。
あんぐりと大きなお口を開けて待ってるんですよ。
恐怖の危機の大きなお口ではなくてね。w w

マハロー!


Lorrie Morgan - Will You Still Love Me Tomorrow

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さよなら恵比寿 [works]

DVC00003_2.JPG

遂に!w
今月いっぱいで恵比寿の事務所を閉めようと思います。
そしてお仕事は念願の茅ヶ崎ベースで
ということにさせていただこうと思います。w

以前の報告で話してた都内での拠点はとりあえず棚上げ。
引き続き、いろいろ相談に乗ってくれてる人もいますから感謝感謝です。
それでも見切りで一旦引き上げようと思うんですね。
これ以上海から離れて暮らすのは生命に関わるんです(笑)。

いざ本気で動き出すこと風の如し。
大家さんへの報告と手続き。
ガス、電気等の連絡。
NTTに光回線の移転の相談。
複合機(カラーコピープリンタ)などの引越の手配。
矢継ぎ早に移転の手続きを済ませました。
色々手配するに従って次第に実感がね。(笑)
いよいよ恵比寿ともお別れなんですよね。w
大好きだった街。
茅ヶ崎の次くらいに。w
でもさようならなんです。

   *****

京都から東京に出て来て、最初に借りた事務所。
10年間もここにいました。w
色んな思い出が詰まっていますが、
いい思い出なんてそうそうないことに気がついて愕然としましたよ。w
まあそれはそうか。
なんといっても仕事場ですからね。
生きるために戦う日常の拠点だったわけですから。w
ここは半地下なので隣のビルのおかげで日中陽は射しません。
数年前に僕よりも年上のフリーの編集者の方とお仕事をした時、
このオフィスで校了を迎えてさあお開き、という時。
その先輩編集者の方が僕に言いました。

「木ノ下くん」
「はい?」
「人間はね、陽の当らない場所にいると出世しないよ(笑)」
「マジですかー?」
「次はそういう部屋にした方がいいよ。w w じゃあ」

ガビーーン!
そうだったのか!w
それでか。
なるほど。

いろいろ考えましたがな。(笑)
それ以来、ここを出たくて出たくて仕方なかったんですけどね。w

   *****

来月からは茅ヶ崎がメインの仕事場になります。
降り注ぐ陽光の下で仕事をしようと思います。
きっと出世するんだと思います。(笑)
海の側で本のデザインをしながら、
子供たちと奥さんの側で生きて行こうと思うのです。
東南海大地震が来ても、家族の側で過ごせます。
(これが一番嬉しいかも-笑)
横浜や湘南のクライアントとも知り合いになりたいし。

でも都内にはしょっちゅう行くことにはなりますけどね。
都内緊急拠点は追々調整したいと思っています。
それが恵比寿になれば一番いいんだけれどもね(笑)。

そういう決定というお知らせの巻。
これからも頑張るよー!
よろしくねー。

マハローー!


Paulina Rubio - Casanova
掃除のイケメン兄さんたちのご機嫌なダンスは必見さ!w


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チャレンジ・デザイン [works]

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たまにはビジネス書とか実用書なんかもデザインしたりするんです。
絵本やビジュアル・ブックの楽しさとはまた少し違います。
基本的に僕に依頼が来るお仕事ですから、
ベタベタのよくあるビジネス書や実用書を求められることは少ないのですけどね。
でも、やっぱり求めてる人と作る人の間には微妙な感覚のズレが生まれてしまうことがあります。
そこはやっぱり有能な編集者の力量が大切になってくるんですよね。
どこまで一般的なベタなデザインのビジネス書や実用書と違う部分を許容できるか。
そのさじ加減は実はクライアントでもある編集者が握っているんですよね。

metabo_cover_03-OL.jpg

もちろん誤解のないように言っておかなければなりませんが、
ベタベタなデザインのビジネス書や実用書が悪いわけではないんですよ。
むしろ世のビジネス書や実用書を求める人たちは実はデザインなんかどうでもいいんです。
どうでもいいというと語弊があるかな。
「カッコいい」とか「オシャレ」とか
「センスがいい」なんていう感覚とは無関係と言った方がいいですね。
そんなことよりも、書かれてる内容がバーンと眼に飛び込むかどうかしかないんです。
なので作り手はバーンと飛び込むデザインを模索するわけです。
実はこれはこれでちゃんとした立派なデザインのお仕事なんですよねー。
でもね。僕はそうじゃないデザインのバランスを求められことが多いんです。w w
同じ飛び込みでも、ぶっといゴシックフォントじゃない方法での飛び込み(笑)。
ベタな範囲で普通のベタじゃないアプローチ。
ベタと並んでも個性が欲しい。
そんなリクエストですかね。w
難しいんですよ。結構。
言ってみれば僕的なスモール・スケールでのチャレンジ・デザインなのですよね。
個性チャレンジも制約ありありですからね(笑)。
「結局ベタじゃん!」って言われればまあそうだし。w
なのでまたまた果てしなく悩んじゃうわけなんです。(笑)

基本的に僕の案を生かしてくれる編集者さんが多いので
素敵なチャレンジをする機会が沢山あります。
中には編集者さんが強く求めるラインに沿って作り上げる時もありますが、
それはそれで僕の思惑とは違ってもなるほどな的な出来になったりもします。
さじ加減は編集次第、というのはそういうことです。
ここに一緒に作り上げる楽しさが生まれるんですよね。
まあ、そういう部分では絵本もビジネス書も実用書も一緒なんですけどね。(笑)

   *****

HBJ116-COVER-1-OL.jpg

いつものハーレー雑誌も出来上がりました。
カックいい!w
思いっきりカッコいいデザインをほぼさせてくれる編集軍団。
10年来のお付き合いになるので感謝感謝です。w w
どうか、こんな時代ですが、なくならないでね(笑)。

エディトリアル・デザインって楽しいんです。
結局の所、
いい感じで出来上がって、
関係者が喜んでくれて、
僕的に満足出来ればいいんですけどね。
そんな仕事をこれからもさせてもらえるように、
毎日を一生懸命頑張ろうと思います。
いい本をたくさん作りたいです。

マハロー!


PeterCetera feat. Az Yet - You're The Inspiration

*********


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許します! [works]

DVC00008.jpg

ギャラが安くても、本当に僕のセンスを必要としてくれてる仕事はまったく問題ではないんです。
いや、このご時世、基本的にすべての仕事は安いギャラ設定ですけどね。(笑)
しかも上記の逆、つまりギャラが高くて僕じゃなくていい仕事なんてのはもちろんありません。w
むしろ、僕の何を必要としているのかわからないような仕事の方がべらぼうにギャラは安いくらいです。w
つまり、僕でなくてもいい安い仕事か、僕でなくちゃいけない安い仕事か。(笑)
そのどちらかしか世の中にはないのですよねー。w w
どっちがいいと思いますか?w

僕のセンスや力量を必要としてくれるかどうかは重要です。
なのでそういう仕事に身が入るのは仕方ありません。(笑)
問題は「なんで僕に?」という仕事です。
僕はフリーランスなのでそういう仕事は実は稀なんです。
でもたまにそういう仕事を不覚にも引き受けてしまったり、
あるいは引き受けた後にあれよあれよとそういう態になってしまうことがあります。
しかもそういう仕事は段取りや進行もグダグダなので長期に渡ることが多い。
しかもさっき言ったようにギャラはめちゃめちゃに安い。
精神的な疲弊や、他の仕事への時間的な圧迫を考えると、
本当はそういう仕事は進んで受け入れるべき仕事ではないんですよね。
でも引き受けたからには最後までちゃんとしないといけないわけでね。w
仏のアロハさんでさえ癌になって本当の仏さんになりそうなくらい(上手い!…とか言ってる場合ではない)、
ドロドロに渦巻くストレスにさらされて辛い日々を過ごすことになるわけです。

   *****

日本には「人様に迷惑をかけるような生き方をするな!」という教えがあります。
これはなるべく自分以外の人に迷惑になるような行動や関わりを慎みましょうね、ということですよねー。
でも実際に、そういうことを言われた人はたくさんいると思うのですが、現実にはそんな生き方を誰も実践出来ていませんよね。w w
むしろこの考え方は精神的指針というか、
心がける人間としてのマナーだという教えなのでしょうね。
でもインドの教えの中には
「どうせ人に迷惑をかけて生きていかなければいけないのだから、あなたも人を許しなさい」というのがあるそうです。
これは大上段から請うような教えではないような感じです。
人生の先輩の経験や見識から発せられるアドバイスのように感じられますよね。

日本の考え方が悪いわけではありません。
自分を厳しく律して生きて行く、という日本人古来の精神はとても美しいと感じます。
でも、自分が厳しいあまりに他人の甘さが許せないという日本人は意外と多いものです。
ひどい場合は自分のことを棚に上げて、という人もたくさんいますからね。w
でも、自分も人様に迷惑をかけて生きてるのだからもっと人に寛容になりましょうね、という考え方の方が、そういう他人に対するダメ出しが少なくなるような気がしますよね。
もちろん社会ルールやモラルというコモンセンスが存在するのだし、ルール違反や常軌を逸した迷惑行為を許すのはどうかとも思います。
なので、基本的な心がけの部分で、どちらの考え方も持っていられたらいいなと思うのですよね。
まあ、要はバランスだということです。w

   *****

だからね。w w

許そうと思います。
無理難題を突きつけられても、
ちっぽけながらも備えているプライドをズタズタにされても、
仕事のやり方がびっくりするくらいに非効率的でも、
そして最後まで僕を認めようとしてくれなかったとしても。w

僕だって色んな人に許されて生きているんだし。
なので許します。(笑)
もう仕事は受けないけれども。
ちゃんと許しますからね。w

マハロ。


Men At Work - Down Under

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「犬」と書くとどうも可愛くなくなるぞ! [works]

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以前このブログの『がんばれ!絵本!』で紹介した『あそぼっ カシュウとナッツ 1』の第2弾が完成しました!
おうち カシュウとナッツ 2』(まつむらまさこ:作/松村太三郎:絵/そうえん社:刊)です。
今回もカシュウとナッツが大暴れ。w
しかも今回はたくさんのネコまでもが大暴れです。w w
実話だそうで著者のお家ではいつもこんなことが巻き起こっているのでしょう。

kashu2.jpg

絵本が好きな方々はもちろんのこと、
犬が大好きなお子さんをお持ちのお母さん方にも楽しんでいただけるお話なので、
見かけたら是非手に取って見てみてくださいね。


U^ェ^U ワン! U^ェ^U ワン! U^ェ^U ワン!


先の県大会の負けてしまった2回戦。
もしこの試合でもホームランを打ったら何でも買ってあげるとママが約束したらしい。
2ベースは打ったけれどホームランは打てなかったし、しかも負けちゃいましたからね。
残念ながら彼の欲しいものは買ってもらえませんでした。
欲しいものってなんだろう?
聞いてみると「犬が欲しい」とのこと。(笑)
よかった。打てなくて。(爆)

まあそれは冗談として、犬は本当に飼ってあげたいんですよねー。
でも今の豪邸(?)は借家で、しかも契約上犬は飼えないことになっています。
交渉すればもしかしたら大丈夫なのかも知れませんが、
隣の大家さん代わりの大家さんの妹さんが猫を飼ってるんでね。
家を手に入れて引越すしかないんですよ。
小さくても古くてもいいんですけどね。
家が欲しいなぁ。w w
高齢のフリーランサーなのでね。
もっともっと稼がないとなぁ。w w

二代目スー(犬)が飼えるように頑張りますよ。
もっともっと。w w

マハロー!

p.s.
可愛いワンちゃんのことを「犬」と書くと、
どうもそのワンちゃんの可愛さが失われてしまうということに気付きましたぞなもし。
可愛いペット(家族)がいきなり獣(けもの)になる感じ。
イヌ。イヌコロ。
カタカナに逃げるしかないか。。。。。
と、どうでもいい追伸な午後。w w w


Three Dog Night - Joy To The World

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オプション [works]

DVC00004.jpg

先日の当ブログでちょっと触れた業務スリム化の件。
どういうことかをちょっと整理。w

今の恵比寿のオフィスの維持もなかなか負担になってるこのご時世。
平日のすべてをこのオフィスで過ごす生活を10年続けたわけです。
1ヶ月以上茅ヶ崎の家に帰れず、家族が恵比寿まで一緒にご飯を食べに来てくれたこともありましたよ。w
食事後、恵比寿駅の改札で泣く子供に手を振ってすぐに仕事の続きにとりかかる、みたいなね。
編集者が泊まり込みで原稿を上げて、
すぐ横で僕がレイアウトして、
朝の6時に責了入校!
みたいな生活が日常だったわけですね。
このオフィスは完全無欠に必要な作業スペースだったのです。

でも今はほとんどがオンラインで入校が可能になってきました。
原稿や画像素材はサーバーかオンライン・ストレージにアップしてもらってそれをダウンロード。
レイアウト・ラフや指示はファックスかjpgでメール。
出来上がったレイアウトはpdfで送って編集部がチェック。
チェックした訂正は再びファックスかpdfかjpgでメール。
それを反映してまたpdfを送って最終的にOKが出たら、
出版社か印刷会社のサーバーにデータをアップするか、
オンライン・ストレージにデータをアップして入校。
ここ1年くらいで随分と作業風景というか作業構成が変わってきたというわけなんです。
このオフィスで一緒に誰かと仕事をするシーンはほとんどなくなってきたんですよね。w

考えてみれば、基本的にここ(恵比寿)でやる必要はないのであるのであるのだね。w w w

そういうことも鑑みて、
色々考えることもあり、
将来的な労働スタイルや自分の人生を考えた上で、
様々なオプションを見据えてみると、
「このオフィスを引き払うのも一つの選択肢」となるんですよね。

かといって、ここを引き払って茅ヶ崎に隠っちゃうのは現実的には不可能なんです。
日常の作業のベースは茅ヶ崎で大丈夫なんですよ。
それに打ち合わせや入校の説明など、
人に会うことに関しては僕が出向けば何の問題もないわけです。
仮に平日すべてを茅ヶ崎~恵比寿間往復をしたとしても、
このオフィスの家賃よりは安くつくわけですしね。

問題になるのは、
「色校を今からバイク便で飛ばしますから、チェックしてもらえますか?」
「今からバイク便を手配しますから、すぐに●●を送ってもらえますか?」
みたいなケース。
あるいはデータをオンライン入校した場合、
出版社や編プロ経由の場合は経由先がpdfを出力して出力見本を用意してくれる場合がほとんどですが、
直接印刷会社に入稿した際は印刷会社の方が
「出力見本が欲しいので取りに行きます」
と言ってくるみたいなケース。
さらにオンラインに乗せられないような原稿なりCDなりを
「揃うのは今晩遅くなるので、後で帰りにこの素材をポスト放り込んでおきますねー!」
みたいなケース。
あとは恵比寿は大好きな街だということ。(笑)
まあそれだけ、と言っていいくらいに問題はその程度だけなんですねー。w
でもそういうちょっとした不便が仕事を遠ざける要因にもなったりするんですね。
なので基本の仕事のベースを茅ヶ崎に移したとしても、
都内の作業拠点は絶対に必要なんです。

今のところ手は2つ。
* どこかにデスクを置かせてもらって、有事の際はそこをベースに対応。
  レーザープリンタの複合機はリースしてるのでレーザー&コピー機が欲しいならなお好都合。w
  その「置かせてもらい先」からの仕事は超格安で(笑)。
* 複数のフリーランサーと共同で同じような目的使用のスペースを借りる。
ということですね。

知り合いの美人編集者のお友達は、デスク・スペースを貸すことは出来ないけど郵便物的には自分の会社の住所を使ってもいいよ、と言っていただいてるし、
メインでやってる雑誌の編集長も、茅ヶ崎になっても仕事の量に変化があるはずがない、と言ってくれてて、
最後の締め切り前1~2日の佳境時には編集部のMacを使ってくれていい、とまで言ってくれてます。
絵本の仕事先の信頼する編集者の方も、恵比寿のカフェで打ち合わせできるならOKと言ってくれました。w w w
世話になってる野球仲間の編集者もわざわざ連絡をくれて、使えるかもしれないオフィス情報をくれたり。
ほんとにありがたい。
こういう時、僕はいい人たちの善意で生きて来れてるんだなーってほんとに実感します。
実感し続けたいからずっと悩んで相談し続けたろか!と勘違いするくらいです。w w w

さてさて。
どうしますかね。w w
まだまだ現時点では、様々なオプションを検討しながら各所に相談を始めた段階ですが、
なんといってもシステムのスリム化が必要な時代ですから。
でも作家ではないし、あくまでも太鼓持ちな職業でもあるデザイナーですからね。w
分不相応な希望だけで突っ走ることなく、
都内のクライアントのみなさんに嫌われない程度の業務形態を目指したいと思います。(笑)
レーザープリンター(ゼロックスの複合機)はリースしてますよー。w
プリンタ(コピー)機付きで僕にスペース貸しておくれでないかい?w w
それか僕を誘っておくれー!w
誰かいいオプションのアイデアがあったら教えてくださいねー!w

マハロー!


Karla Bonoff - Restless Nights


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レッツとネコさん [works]

さてさて。
またまた可愛い絵本が発売です。
レッツとネコさん』(ひこ・田中:作/ヨシタケシンスケ:絵/そうえん社:刊)。

レッツくん_cover_A-1.jpg

キャッチコピーは、

―――レッツに逢えて、よかった。
 3歳は、こんなにも柔らかく、こんなにも懸命に、
 その初めてを生きている。【童話作家/あまんきみこ】

5さいだって思い出があります

レッツは5さい。
レッツが3さいのころを思い出す。
レッツにとって、それは、
むかしむかし、お~むかし。
どんな思い出ばなしかな。

『お引越し』の著者、はじめての幼年童話

とありますね。

5歳のレッツくんは3歳の時におうちにやってきたネコさん「キウイ」(レッツくんは「キュウリ」と名付けたんだけれども…)と大の仲良し。
レッツくんにとって、それはそれは大昔のお話(笑)。
レッツ・シリーズの第一弾!
この可愛い絵本の装丁をさせていただきましたよ。

レッツくん_cover_A-2.jpg

表紙も地色を3色くらいのパターン候補を作って、
最終的に落ち着いたのがこの色です。
いい色ですねー。w w
見返しもすごく可愛く出来上がりましたよ。

lets-mikaesi-h2.jpg
lets-mikaesi-h3.jpg

黄色い見返し。
いい色ですねー。w w w
まあ、自画自賛なんですけれども。
でも今回はいつもの「誰も褒めてくれないから自画自賛」なアロハ方式(?)ではありません。
お気に入りの装丁なんですーーー。w

いつもいつもお仕事は全力を尽くします。
いや、尽くしましたと言えるように頑張ります。
デザインというお仕事は、言ってみれば太鼓持ち。
クライアントに気に入ってもらえるように体裁を整えるのが本質です。
ただ、「じゃああなたがやればいいじゃない」的な言いなりレイアウターが本質というわけではありません。
特に僕のようにフリーランスでデザインを請け負う場合は、
多くの場合「アロハデザインの木ノ下努」のセンスなり経験なり、
あるいは人となりや男前さ加減においてお仕事をいただけたりするわけです。w
(どうしても自分がナイスガイなんですよ、と言っておきたいんだな、ここはひとつ - 笑)
つまり、太鼓持ちの本質は変わらなくも、
そこに僕の力量やナイスガイな魅力(笑)を期待されて指名されているんですねー。w
そんな中で出来上がりが恥ずかしいものになることは稀です。
たまに担当者や編集者の思惑を越えたところで派生する、
大人の事情的な理不尽な圧力の影響で、
関わった誰もが誇れるモノにならない不幸な商品もあるにはあります。
でもそれは本当に稀なことなんです。
ほとんどの場合は「これは僕がやりました!」と言えるものが残るんです。
そんな中でも、出来上がりのバランスや色や内容の微妙な黄金律で、
とっても愛しく思える作品になる場合があるんですねー。

いつもいつもこんな僕を使ってくれる出版社のみなさん、感謝です。ヾ(*´Д`*)カムサハムニダ!!
いいものを創って行きたいものですよ。
こういう装丁をもっともっとやりたいんだけどねー。
なのでどんどん僕に声をかけてくださいねー。
結構いい仕事すると思うんですけども。
おまけにナイスガイだと評判だそうですよ?(笑)

…… うむ。
こうやってナイスガイを安売りするから仕事がないんだな。きっと…… (o´_`o)ハァ・・・(反省)

マハロー!


Spitz - Robinson

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幼稚園のフランス語 [works]

paris_cover_H.jpg

『パリの幼稚園のフランス語ノート』(森田けいこ:著/三修社:刊)という本が完成しました。
いわば語学本のカテゴリーなのですが、
全編オールカラーの可愛いビジュアル・ブックにもなっています。
著者の森田さんはパリ在住。
娘さんが過ごされたパリの幼稚園で使われる言葉を、
幼稚園で実際に使われた資料や、
お子さんが描かれた可愛い絵や工作品や、
実際の娘さんの写真で解説したビジュアル語学本となっています。

france-010-011.jpg
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france-120-121.jpg

見てもらえればわかりますが、会心です。(笑)
本当に可愛く作りましたよ。
数あるフランス語の語学本の中でもNo.1だと勝手に認定します。(ごめんなさい!)
でも、こんな本でぜひともフランス語を学んでいただきたいと思います。

この本も製作期間が半年もかかりました。
まあ、ずっと毎日この本の制作に当っていて半年、というわけではもちろんありませんですけれども。w
結構かかり過ぎたくらいにかかりましたね。w
本の制作には色んな過程がありましてね。
その中でちょっとした遅れや停滞する部分が起こる場合があります。
それでも無理矢理に、
当初予定していた発売時期に間に合わせようとする場合がほとんどです。
でも、本の内容や性格によっては、
大きくその発売時期の設定を変更した方がいいという判断に至る場合もあります。
かかり過ぎた原因と言うか理由はそういうことなんですね。
先日お話しした絵本のように、
いい内容にするために描き直したり話の構築を考え直す、という場合もあります。
でも今回は、この新緑の季節に発売時期を変更した、というわけなんですね。
販売戦略上の色んな理由付けもあると思いますし、
出版社の出版スケジュール的な理由も影響するかも知れません。
その他の様々な理由も含めて出版の変更や決定がなされます。
それでも、出版社は、その本が商品として「いい商品かどうか」の判断の元に制作を決定し、販売を計画します。
僕らデザイナー&編集者のクリエイター陣はひたすら「いい本かどうか」を判断しながら制作に当ります。
後は、読者の方々の判断に委ねられ、商品は一人歩きを始めるのですね。w w

「いい本」に絶対的になりました。
僕らは明らかに「いい本」を作りましたよ。w w
後は必要な人が手に取って、「いい本」だと思ってくれるかどうか。
届いて欲しいと思います。

語学本のコーナー以外のコーナーへ置いてもらうように努力中らしい! w
雑貨屋さんにも置いて欲しいなぁ。

マハロ!



パリの幼稚園のフランス語ノート

パリの幼稚園のフランス語ノート

  • 作者: 森田 けいこ
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2010/05/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)





no review favorite music file.


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