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がんばれ!絵本! [works]

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あそぼっ カシュウとナッツ 1』(まつむらまさこ/作:松村太三郎/絵:そうえん社刊)という絵本をデザインしました。
ダックスのナッツのお家にやってきた真っ黒子犬のカシュウ ………
カシュウとナッツの出会いで始まる物語の第一弾というわけです。
とっても可愛い素敵なお話と絵ですので、
犬が好きな方やお子さんのいる方にはお薦めです。
是非、見かけたら手に取ってみてくださいね。w w

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実はこの本。
昨年の今頃に一度すべてをデザインしたのですが、
いろいろとやり直しているうちにやり直しに一年近くかかっちゃいました。w w
いや、誤解のないように言っておきますが、
やり直しは僕のせいではありませんからね。
著者と出版社との間のやり取り&調整ですから僕は理由は知りませんのよ。w
色々吟味してより良い本にしましょうということはよくあることなんです。
ほとんどの原画も描き直したみたいです。
まあそれだけ入魂の一冊ということになりましょうかね(笑)。
言えることは、「いい絵本にしたい!」という想いでいっぱいだったということです。

本になる過程の製造手順は決まっているのですが、
出版において決まった制作ペースというのはありません。
こういう絵本や子供向けの写真絵本などは、
今回のような発売延期をしてでも
もっといい本にするための時間を設ける
というようなことが結構あります。
写真を撮りためていただいてる著者の方もいます。
色んな可能性を模索しながら、
商品として成り立つラインにまで企画を押し上げ、
さらに売れてくれる可能性が生まれるラインにまで持っていかなければ本は作れませんからね。
それでもいい本なのに売れない本は沢山ある世の中ですから。
やばいよね。
昨今、書籍は業界全体が斜陽だから、
どのラインで踏ん張るかが勝負なんだなどとあちらこちらでかしましい(笑)。
でもね。
絵本や写真集なんかは元々小さなパイで必死で素晴らしい世界を提供しているジャンルです。
こういう必死なジャンルからなくなってしまうとしたら、
民族性的にも残念だと思うんですよね。
そういう民族? 心の貧しい日本人? みたいなね(笑い)。
でもしょうがないんです。
生きてゆくのが先決ですからね。w
食べてゆくのに必死なのに絵本なんか買ってる場合じゃないんだから。
貧しいのは生活なんだから。

だからお願い。
お金持ちの人は、絵本を買いましょう!w
儲かってる人は、写真集を買ってくださいな。w w
そうやって絵本や写真集を不滅のものにしてくださいな。
素晴らしい文化的財産であり、
子供や自分の心をことほぐ教科書であり、
世界に誇るべき日本の良心なんだと。
必死で踏ん張って欲しいと心から願います。

僕らもがんばるから!w w

マハロー!

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